【今月の勉強】メンタル管理に注意!受験生の10月の勉強計画を解説

皆さんこんにちは、東大BKKです。

今回はズバリ受験生の10月の勉強計画について解説していきます!

東大志望、国立志望、私立志望とパターン別で解説しているので、あなたの10月の勉強の指針になること間違いなし!

受験生にとっての10月の3つの特徴

受験生の年間スケジュール

受験生にとって、10月は以下の3つが特徴になります。

  1. 成績が伸び始める時期(特に現役生)
  2. 模試が多い
  3. 受験本番が近づいてくるのを感じる

成績が伸び始める時期(特に現役生)

夏休みを耐え抜いた受験生は10月になると、成績が伸び始めます。

というのも、基本的に秋以降は問題演習の時期になりますので、夏休みに英単語などの基礎基本を徹底した受験生は確実に成績が右肩上がりになっていきます。

(*夏休みの勉強については、「この夏、生まれ変わろう。夏休みの勉強計画の立て方を東大生が解説!」を参考にしてください)

こんな感じ

受験で勝ち組になる人は10月付近の成績の伸び幅が大きい人、つまり上の画像のような角度で成績が伸びる人です。

なので、あなたもこの勝ち組の流れに乗る必要があります。ただ、僕はこの伸びを実現出来なかった受験生でした。詳しくは後述します。

模試が多い

2つ目の特徴が何と言っても模試のオンパレードの時期であるということです。

僕の場合は10月は毎週日曜日は学校と塾のどっちかで模試を受けていたのを覚えています。さらに、僕の場合(東大志望)は11月に東大模試が控えていたので、それに向けての勉強もする必要があり、とても忙しい時期だったことを覚えています。

受験本番が近づいてくるのを感じる

10月に限らず、秋以降は受験が現実味を帯びてくるのを感じます。

「自分がセンター試験を受ける番が来た」という意識が徐々に感じ始めます。それによって焦りが出てくることも。

そのため、次に紹介する自分のメンタルとの向き合い方、対処法が大切になってきます。

10月はメンタルが不安定になる!?

10月に限らず、秋以降はメンタルを安定した状態で勉強することが大切になってきます。

東大BKKでは成績を伸ばす方法は【勉強時間×効率】にあると考えています。効率を良くするためにはいくつかの変数が存在しますが、中でも勉強する時に集中することが非常に大切です。

メンタルが不安定な状態では勉強もおぼつかなくなり、そうなると更に不安や心配が増大して悪循環に陥ります。

不眠症になる受験生も

僕の場合は秋は模試での成績が今一つ伸びていないこと、そして勉強ばかりではっきり言ってつまらない生活で高校を終えようとしていたことに対して不安、不満、苛立ちが溜まっていたことを覚えています。

僕は一例ですが、多くの受験生がメンタル的に弱くなるのは模試の成績が伸びない、または本番落ちるというイメージが出来てしまうことによるものです。

これを解決するには、ズバリ生活に変化を起こしましょう。詳しくは「【受験がつらい人に読んでほしい】勉強のモチベーションを上げる14の方法」を参考にしてください。

受験生の10月の学校での過ごし方

メンタルが安定している状態でも、受験生は常に焦りを持っているべき存在です。(逆に本番への焦りがない人は要注意です)

そうなると、この時期は学校の授業や定期テストの時間も「センター対策をしたい」「過去問解きたい」「この授業、受験に関係ないし受ける意味ない・・・」と言った考えが生まれる人もいるかもしれません。

僕も11月の東大模試の勉強がしたくて数日学校を休んだ日がありました。学校を休むことが是であるとは思いませんが、受験生は学校を上手く利用することを常に心がける必要があります。先生の言いなりにはなってはいけません。

この問題は非常にデリケートです。「受験勉強に学校は邪魔!?学校を上手に使う方法を東大生が解説!」で詳しく説明しているので参考にしてください。

10月は過去問をちょっとずつ始める!?

↑このタイトルが当てはまるのは国立大、それも旧帝大クラス以上の大学を受験生する人です。

旧帝大クラス以上になると、例えば東大の文系数学25ヶ年のように普通の赤本の数倍の過去問が入手できます。

なので、上記に該当する人は10月くらいから過去問を研究し始めてOKです。ただし、直近5年は絶対に触ってはダメです。詳しくは「【大学受験】最も成績の伸びる過去問の解き方(現在編集中)」を参考にしてください。

大まかな10月の勉強方針

どこを第一志望にするかは関係なく、10月は問題演習の時期であることは覚えておきましょう。

多くの受験生は11月に大量の模試を控えているので、それに向けた記述力の向上であったり、センター対策であったりを進めていきましょう。

さて、ここからは志望校別の具体的な勉強計画について説明していきます。

東大志望の10月の勉強計画

東大志望の受験生は10月は何よりも理科社会の勉強が必要です。

来たる11月の東大模試は二次試験本番までの最後の真剣勝負です。

この模試で「まだ世界史の単語の暗記が不十分だったんだよね〜」「物理の力学苦手なんだ!」なんて言い訳していたら、危険です。ほとんどの東大受験生が受験するのですから、秋模試の順位、判定は本番でも近いものになります。

(*東大模試については「【完全版】東大模試の判定と難易度を比較:東大受験生の受けるべき模試は?」で徹底解説しています)

そのために現役生が特にやっておくべきことは社会、理科の強化につきます。

僕の場合は9月中はまだ英数国の勉強をかなり集中的にやっていたので、10月は打って変わって社会(日本史、地理)の過去問を解きまくっていました。日本史はこの時期に過去問合計25年分くらいしたような気もします。

社会に言い訳が出来ない状況まで勉強して来たる11月の東大模試に備えていたという形です。

また、センター対策はこの時期は一切していません。通っていた東進でセンター試験模試を受けていたくらいでした。結局東大はセンターの配点が低いので対策は12月中旬くらいからでOKです。

国立志望の10月の勉強計画

国立と言っても、パターンが色々あります。医学部であったり、法学部であったり。。。

今回全ては紹介することは出来ませんが、言えるのは「センター試験からの逆算で考えろ」ということです。

どういうことかというと、例えば医学部志望の人ならセンター試験対策に繋がる勉強をしましょう。合否を決めるのは、ほぼほぼセンター試験です。ゴールからの逆算で考えると、センター試験対策をするのが合理的選択と言えます。

(*具体的なセンター試験対策については、「センター試験攻略作戦」を参考にしてください)

私立志望の10月の勉強計画

国立大学とは反対に私立大学はセンター試験は必要ありませんので、独自の対策が必要です。

今回、上智大学の高校の友人に尋ねたところ、とにかく過去問対策だと彼は言っていました。

受験校が多くなると、一つ一つの大学が問題傾向が違うのでその分対策が必要になってきます。10月くらいからじっくりそれぞれの大学の過去問を解いていくことで、実力養成に繋がるとのことです。

おまけ:センター試験対策は0!筆者の10月の勉強

もう2年前なので、記憶が鮮明ではありませんが「耐えていた時期」だったと感じています。

というのも、夏休みが明けても大きな模試があるわけではなく、11月の東大模試まで果たして今の自分の成績はどのくらいなのかという疑問を感じながら勉強していました。

今回紹介したように成績が伸びていない感覚もあったので、メンタル的にも状態は良くなかったですが、ただただ11月の東大模試を目標に勉強していたことを覚えています。

毎日塾に行って、社会ばっかりしていた記憶があります。日本史オタクになっていました。

ちなみに先ほども紹介しましたが、この時期はセンター試験対策は全く何もしていません。多分東大受験生はまだ誰もセンター対策は始めていないのではと思います。。。

 

まとめ

10月は問題演習の時期です。

3ヶ月後に迫ったセンター試験に向けて勉強する人、4ヶ月後の二次試験を見据えて勉強する人。

どの勉強をするかは人それぞれですが、問題演習を通して言い訳の出来ない状態まで持っていくことを心がけましょう!

 

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