「偏差値60ってどのくらい?レベルは?」
「偏差値60の大学ってどんなとこだろ?」
あなたも今、こんなことを考えていませんか?
この記事では偏差値60をテーマに解説していきます。
センター試験でいう何点くらいか、なども解説しているので、
これを読めば偏差値60については丸わかりです!
記事は2~3分で読み終わります。この記事が少しでもお役にたてれば幸いです。
(*記事では何度も偏差値という罠に引っかからないように注意喚起をしています)
目次
偏差値とは
はじめに簡単に「偏差値」という言葉の意味を再確認しておきましょう。
偏差値とは集団の中でのあなたの立ち位置を数値で示したものです。
つまりどういうことかというと、偏差値が分かればあなたが集団内で上位何%にいるかがわかるのです。
分かりやすい画像で見てみましょう↓。
偏差値は平均点、標準偏差、そしてあなたの得点があれば算出することができます。
公式はこちら↓。
偏差値について詳しく知りたい方は「偏差値とは?偏差値の求め方を東大生が図解付きで解説!【誰でもわかる】」をどうぞ。
(↑サイト内の別ページに移動します)
偏差値60はどのくらいの割合・順位?
さきほど偏差値で集団内でのあなたの立ち位置がわかると説明しました。
結論から述べると、偏差値60は上位16%の割合に該当します。
偏差値60は上位16%、つまり100人の集団で上から16番ということになります。
偏差値50はジャスト集団の真ん中なので、100人中50番目です。
偏差値50→偏差値60にすることはつまり50番から16番にするということです。
これはなかなか難しい………。
ちなみによく、【「偏差値30→70」に逆転合格!】というものを見かけますが、これは100人の集団の中で
98番→2番になっていることを意味しています。これはスゴイ。
偏差値60の私立大学は?
偏差値60の大学はどういったところでしょうか。
偏差値というものは誤解を招きやすい指標で、今回は全国の受験生が受ける「センター模試」のようなものにおける偏差値60あたりで合格可能性がある大学を紹介します。
色々な意味で誤解をしてもらいたくないので、偏差値について理解が不十分だと思う人は必ず先に「偏差値とは?偏差値の求め方を東大生が図解付きで解説!【誰でもわかる】」を読んでください。我々BKKの人気ライターが書いた記事なので分かりやすいかと思います。
さて具体的な大学ですが、
関関同立あたりの大学が該当します。MARCHでも少し入りやすい学部もあるようです。
学部によっては偏差値が60以上と捉えてもおかしくないところ(法学部など)もあるので、あくまで参考程度としてください。
偏差値60の国立大学は?
偏差値60の国立大学はこんな感じ。
千葉大学、東京外国語大学、筑波大学、東京農工大学
とはいえ、学部によって偏差値は異なります。たとえば千葉大学の医学部は偏差値60以上の難易度です。
あくまで全体で見たときの数値と考えてください。
およそ偏差値60ってセンター何点くらい?
偏差値60がセンター何点か。結論から。
平成30年度(2018年)のセンター試験で偏差値60を取るための各科目の点数を紹介していきます。
(ちなみに偏差値60=平均点+標準偏差で求まります)
- 国語・・・139点
- 英語・・・165点
- 数学1A・・・81点
- 数学2B・・・74点
- 日本史B・・・81点
- 地理B・・・84点
- 世界史B・・・90点
- 化学・・・82点
- 物理・・・86点
(出典:センター公式サイト)
ここからは筆者の推測ですが、おそらく偏差値60を取るにはセンター700/900点が必要だと計算できます。
およそセンター8割取れたら、偏差値60というわけです。
(*2018年度の結果を見た筆者個人の判断で、正確なものとは限りません)
偏差値60になる勉強方法は?
めちゃくちゃなタイトルをつけちゃいましたが、要はさきほどのセンター試験の点数を取るにはどうしたらいいかです。
答えは基礎基本です。
英語8割であれば、
- 毎日英単語を20語覚え
- 英文解釈を毎日1題解き
- 長文を毎日1題解き
- リスニングを週2でやる
これだけで達成できるでしょう。
継続するか、しないかだけです。基礎基本を定着すればセンター8割は不可能ではありません。
各科目に触れるのはまた別の機会で。
偏差値60の壁を超えるには
偏差値60を超えて偏差値65や70の段階まで行くにはワンステップ歯を食いしばって勉強する必要があります。
筆者も東大生ですが、最初は学校で170/200番くらいだったのでおおよその感覚はあります。言ってしまえば、偏差値50→60に行くにはそこまで難しくはありません。真面目に勉強をし続けて、周りよりも勉強時間を長くしていれば偏差値60(上位16%)なら到達可能です。
しかし偏差値60→70となると勉強時間云々ではなかなか到達できません。受験生の中にもこの60→70の段階で勉強しても勉強しても偏差値が上がらない人が結構いると思います。
結論、偏差値70クラスになるといわゆる「地頭がいい」「天才型」と言われるような人が結構いるので、そこに並ぶには勉強に一工夫が必要です。
綿密な勉強計画の作成、日々の隙間時間の有効活用、など「いかにして成績を上げるかを【本気】で考え始める」状態になる必要がある、と筆者は個人的に思います。
>>偏差値が伸びる人、伸びない人の特徴は「勉強計画」にあった!?
まとめ
今回は偏差値60をテーマに解説してきました。
筆者も受験を知らない時期は、大学の偏差値をよく調べていたことを覚えています。
皆さんも大学のことを色々調べて、勉強のモチベーションを高めていってください!
偏差値の求め方から、そこから分かる偏差値の罠について東大生が考察した記事です。お時間ある方はぜひ。