みなさん、こんにちは。東大BKKです。
今回は医者を目指すため医学部を受験しようと決意したが、どこの大学の医学部に行こうか迷っている方向けに、医学部の偏差値・難易度ランキングをご紹介!
医学部はどこの大学も偏差値が低いことはなく、入学が難しいところばかりです。
ぜひ参考にしてみてください。
医学部は偏差値が当てにならない?
最初に大学受験の難易度は決して偏差値だけで決まるわけではないということを覚えておいてください。
医学部では大学ごとに受験形式が大きく異なっていたり、面接がある大学も多くあります。
また特に国公立大学ではセンター試験の点数も反映され、二次試験との配分も大学ごとに大きく異なります。
実際、模試などで偏差値的にはE判定だった人が本番で合格したり、逆もまたおきうるということです。
そのため今から紹介する偏差値による大学ランキングはあくまで参考にして、過去問や試験の形式を見て自分に合う大学の医学部を受験することが大切です。
また、センターのボーダーに関しては大手予備校のデータを参考に掲載しています。
【2020】医学部の偏差値ランキング(前期)上位20大学
1. 【国立】東京大学理科3類 偏差値:76.2
医学部の偏差値ランキング堂々の1位は東京大学理科3類です!東京大学の中でもダントツで難しく、まさに国内最難関と言ってもいいでしょう。
センターボーダーラインも94%、足切り70%と高く、募集人数も応募数384人に対してたったの97人でした!
センター試験と二次試験の英・数・国・理に加えて最後に個人面談もあります。
1、2年次に教養科目を履修した後、進学振り分けを経て専門教育科目に進むシステムが特徴的です。
国家試験合格率も90%とさすがの優秀さです。
2. 【国立】京都大学医学部 偏差値:75.2
医学部偏差値ランキング2位は京都大学です!
センターボーダーライン92%、足切り70%で、受験者数330人に対して合格者数102人でした。
医師、医学研究者としての適性・人間性を評価するための面接もあります。
近年話題の再生医療の研究なども盛んで人気の大学です。
国家試験合格率は93.3%と東京大学を上回っています!
3. 【私立】慶應義塾大学 偏差値:73.5
3位は私立の有名校慶應義塾大学です。
私立のためセンター試験の結果は関係ないのですが、受験者数1,384名に対して合格者数179名という倍率の高さ!
大学別試験(二次試験)では英数理の3教科と小論、面接があります。
国家試験合格率は96.6%と驚きの高さですが、私立のため学費が国公立の約6倍もありとっても高いです。
4. 【国立】東京医科歯科大学 偏差値:73.0
医学部偏差値ランキング第4位は東京医科歯科大学です。
センターボーダー92%、そして足切り74%とけっこう高くなっています。
受験者数320名に対して合格者数93名で、センター試験と二次試験の比率は1:2です。
国家試験合格率は95.3%となっています。
4. 【国立】大阪大学 偏差値:73.0
医学部偏差値ランキング第4位は大阪大学で、東京医科歯科大学とは同率となっています。
センターボーダー91%、足切り80%で、受験者数250人に対して合格者数100人です。
センター試験と二次試験の配分は約1:1で、足切り点も高かったためセンターもかなり重要となってきます。
男女比も他の国立大学に比べて、女子の数もほぼ同じで高くなっています。
国家試験合格率は90.0%となっています。
6. 【国立】名古屋大学 偏差値:70.8
医学部偏差値ランキング第6位は名古屋大学です!
センターボーダー89%、足切りは実施せず、受験者数293人に対して合格者数112人でした。
二次試験でも国語の試験があり、センターとの配分も二次試験のほうが約2倍大きくなっています。
国家試験合格率は91.1%となっています。
7. 【私立】東京慈恵会医科大学 偏差値:70.7
医学部偏差値ランキング第7位は東京慈恵会医科大学です!
私立のためセンターは関係なく、受験者数1,788人に対して合格者数287人でした。
この大学も国立に比べて学費はとても高いですが、国家試験合格率も95.9%とかなり高いです。
8. 【国立】神戸大学 偏差値:70.5
医学部偏差値ランキング第8位は神戸大学です!
センターボーダーは90%で足切りは72%、受験者数は298人に対して合格者数112人でした。
国家試験合格率は91.4%でした。
9. 【国立】大阪市立大学 偏差値:70.2
医学部偏差値ランキング第9位は大阪市立大学でした!
センタボーダー89%、足切り72%で、受験者数329名人に対して合格者数96名でした。
こちらの大学部も二次試験でしっかりとした面接があります。
国家試験合格率は95.3%で国立の中ではけっこう高い数値となっています。
10. 【国立】千葉大学 偏差値:70.0
医学部偏差値ランキング第10位は千葉大学でした!
センタボーダー88%で、受験者数381名に対して合格者数103人でした。
千葉大学ではセンター試験が31%で二次試験が69%と、かなり二次の配分が大きいことが特徴です。
国家試験合格率は93.5%となっています!
【2019】医学部偏差値ランキング11位~20位
ここからは2019年の医学部偏差値ランキング11位から20位までざっと紹介したいと思います!
11位. 【国立】九州大学 偏差値:69.8 センタボーダー:88%
12位. 【国立】横浜市立大学 偏差値:69.5 センタボーダー:88%
12位. 【国立】広島大学 偏差値:69.5 センタボーダー:87%
14位. 【国立】京都府立医科大学 偏差値:69 センタボーダー:86%
14位. 【市立】大阪医科大学 偏差値:69
16位. 【国立】名古屋市立大学 偏差値:68 センタボーダー:89%
16位. 【市立】順天堂大学 偏差値:68
16位. 【市立】日本医科大学 偏差値:68
16位. 【市立】防衛医科大学 偏差値:68
20位. 【国立】北海道大学 偏差値:67 センタボーダー:88%
【2020】後期の国公立医学部難易度ランキング上位10大学
ここからは後期の国公立医学部難易度ランキング上位10大学を紹介します!
後期では偏差値というよりセンタボーダーの得点が高い順となっており、募集人数もとても少なくなっています。
1位. 東京医科歯科大学 センタボーダー:95% 募集人数:10人
2位. 千葉大学 センタボーダー:92% 募集人数:20人
3位. 広島大学 センタボーダー:92% 募集人数:5人
4位. 名古屋大学 センタボーダー:91% 募集人数:5人
5位. 奈良県立医科大学 センタボーダー:91% 募集人数:53人
6位. 三重大学 センタボーダー:90% 募集人数:10人
7位. 浜松医科大学 センタボーダー:90% 募集人数:15人
8位. 富山大学 センタボーダー:90% 募集人数:20人
9位. 岐阜大学 センタボーダー:90% 募集人数:35人
10位. 香川大学 センタボーダー:89% 募集人数:25人
自分の行きたい大学を見つけよう!
今回は医学部の難易度について偏差値を指標に見てきました。
しかし、最初にお伝えしたように大学入試の難易度は決して偏差値だけで計れるものではありません。
まずはオープンキャンパスなどを通して行きたい医学部の大学を見つけて、その大学に向けて勉強して対策することが1番大切になってきます。
ぜひ皆さんの合格に向けて頑張ってください!