テスト前は徹夜or早起き?徹夜勉強のコツ7選と早起きのメリットを東大生が解説!

皆さんこんにちは、東大BKKです。

テスト前は徹夜で勉強していいのか?

オールで勉強するコツとかないかな??」

こんな疑問に答えます。

この記事ではテスト前の徹夜勉強をテーマに解説します。

徹夜のコツから早起きとの比較まで解説しているので、

これを読めば徹夜での勉強については完璧です!!

徹夜で勉強していいのはテスト前だけ!

東大BKKでは、「徹夜VS早寝早起き」という永遠のテーマに対して、2つのタイプがあると分析しています。

この記事を読んでいるあなたが受験生かどうか、つまり

  1. 受験勉強のために徹夜、早寝早起きを考えている
  2. テスト勉強のために徹夜、早寝早起きを考えている

このパターンによって徹夜をしていいかどうかが変わってきます。

結論から言うと下のようになります。

  1. 受験生→徹夜は基本的にすべきでない。早寝早起きをすべき
  2. テスト勉強→徹夜で一夜漬け勉強をしてもかまわない(ただしテスト期間全体で2,3日が限度)

>>【第3志望※不合格※】
頑張っても伸びない受験生の特徴

徹夜VS早寝早起きについて東大生から一言

プロフィール

名前:K
出身:愛媛
現浪:現役
科類:文科2類
趣味:映画鑑賞
得意科目:数学
苦手科目:英語

僕が受験を意識し始めたのは、高校3年生です。元々計画性がない性格だったので、学校のテスト勉強前はほとんど徹夜で勉強していました。

テスト前日の徹夜勉強のメリットは、暗記ものを覚えてすぐの状態でテストに望むことができることでしょうか。英単語や社会の単語はテスト前日に暗記するということが多かったです。ただし、数学など考える系の科目については元々夜型の人間ではないので、徹夜で勉強しても頭に入らず、「徹夜勉強 失敗」ということも何度かありました。。。

受験生になってからは朝型の生活に切り替えました。個人的に、受験生って毎日がテスト期間のような感じだと思うんですよ。

僕の場合、徹夜で勉強をした次の日はテンションがどうしても低くなってしまっていました。朝方(6時30起床)に切り替えることで、気持ちよく1日を始めることが出来ます。

何より受験勉強のストレスが溜まりにくいというメリットもありました。

〜解説〜

彼の言うとおり、受験生は毎日がテスト期間です。1日だけ勉強したところで効果が得られるものではありません。

毎日努力を積み重ね続けることで、大きな成功を掴むことができます。毎日コツコツ努力を積み重ねるためにも、朝型の生活リズムにしておくべきです。というのも、これもKくんが言ってくれていますが、受験にはストレスがつきものです。徹夜をするとどうしても睡眠時間が短くなりがちですが、そうなると日中に十分な集中力を発揮できないことがあります。

受験生の皆さんは自分の身体に合った規則正しい生活を送りましょう。

一方、テスト前は徹夜勉強もやむなしという主張を東大BKKはします。(基本的には、テストに対して計画的に勉強をおこなっていくことが将来の受験に対して役立つので、推奨はしていませんが。)

徹夜勉強のコツは?

オールで勉強すると一気に知識を詰め込めるので、翌日が休みであるテスト最終日の前日や、準備ができていない科目の前日には有効です。

徹夜をするときは、「ここぞ!」というときだけにしましょう。なお、間違っても入試本番の直前に徹夜してはいけません。大学入試で問われる範囲は学校の定期テストと比べ物にならないほど長いからです。本番のパフォーマンスを落とすだけです。

それでは、ここから以下7つのポイントに着目しながら効果的な徹夜のやり方を解説していきます!

  1. 食事
  2. 適度な休憩
  3. 仮眠
  4. 夜食
  5. カフェイン
  6. 夜が明けたら
  7. 徹夜後の睡眠

徹夜で勉強するコツ①:食事

徹夜する日の夕食は、夜20時までにゆっくり時間をかけて取りましょう。

急激な血糖値上昇を抑えて眠気を防止するためです。

徹夜で勉強するコツ②:適度な休憩

夕食をとり終わったら、眠くなるまでひたすら勉強しましょう。勉強中は、90分ごとに目を1~5分閉じて深呼吸すると良いです。

目を閉じて情報遮断することで脳を休息させ、集中力を回復させます。

全く眠くない時間帯からこれをすることが重要です。

徹夜で勉強するコツ③:15分の仮眠を

いくら徹夜といっても、夜から朝まで一睡もしないのでは、さすがに睡眠が足りません。

徹夜後半(3時~4時頃)は特に眠気が強く作業効率が低くなりがちです。

このあたりの時間で仮眠を取るようにしましょう。

人間の体は15分以上睡眠をとると熟睡モードに切り替わってしまうので、仮眠の長さは15分が適切です。

なお、仮眠前のテレビやスマホは厳禁です。

眠りはじめにはデルタ波という脳波が出ます。

この脳波には記憶の定着作用があるのですが、記憶が新しいほど定着しやすいという性質があります。

そのため、テレビやスマホを見てしまうとその記憶の方が優先されてしまうのです。

徹夜で勉強するコツ④:夜食について

夜食をとるときは消化の良い果物やうどん、血糖値が上がりにくい蕎麦やライ麦パンなどが適当です。

カップ麺やお菓子、ジュースは太りやすいのでオススメしません。また、血糖値の上昇を抑えるために早食いは控えましょう。

夜食の食べ過ぎは3の仮眠の質を低下させるということにも気をつけてください。

徹夜で勉強するコツ⑤:カフェイン

徹夜中、眠気を覚ますためにカフェインを多量に含むコーヒーやエナジードリンクを摂りたくなることもあると思います。

1つだけ注意してほしいことがあります。夜中3時以降にカフェインを摂取するのは避けましょう

朝方にコルチゾールというホルモンが過剰に分泌され、だるさや倦怠感を引き起こしてしまうからです。

徹夜で勉強するコツ⑥:夜が明けたら

徹夜明けは眠気を覚ますことが必要です。

日光を全身に浴びるのも良いですし、熱いシャワー(43度くらい)を3分浴びた後に水(15度くらい)を1分浴びることを3回繰り返すという方法もオススメです。

また、徹夜明けは低体温になっていることが多いです。低体温だと血行が悪化して脳の働きが低下してしまいますので、温かい飲み物やスープを取って身体を温めましょう。

徹夜で勉強するコツ⑦:その後の睡眠

それでは、徹夜で詰め込んだ知識を武器にテストに挑みましょう

徹夜明けの日はいつもより早めに寝るなどしてしっかり睡眠をとってください。寝不足が続くと体調不良になりやすいですし、集中力や頭の働きも低下してしまい勉強の効率が大変低下します。

ただし、布団に入るのは眠くなってからにしましょう。

徹夜した翌日に早く寝ようと意識して、寝床で起きたまま寝付けないというパターンになるのは避けたいです。

場合によってはその日以降も寝つきづらくなってしまいます。

それを防ぐために「眠くなったら寝る」のスタンスを取るようにしましょう。

徹夜勉強はやはり危険!アクションスリップ

「アクションスリップ」という言葉を聞いたことがある人はほとんどいないでしょう。

徹夜の回数が増えると、脳が意図したことと違う行動に出る「アクションスリップ」が増えます。

アクションスリップは大変危険なので、徹夜は最低限に抑え、必要な時のみ行うようにしましょう。

>>難関校に合格する人が
やっている勉強習慣

仮眠で一夜漬けもバッチリ!テスト前の徹夜勉強の具体的な方法を紹介

東大生から一言

プロフィール

名前:K
出身:愛媛
現浪:現役
科類:文科2類
趣味:映画鑑賞
得意科目:数学
苦手科目:英語

僕はテスト前に焦って徹夜で勉強をすることになっても、必ず朝5時くらいから学校に行くまで、1~2時間の睡眠は取るようにしていました。

これはよく言えば、1~2時間の仮眠を取ることで脳のパフォーマンスを改善できると考えていたからです。寝ずにそのままテストを迎えると、テスト中に眠くなりませんか?笑。そうなってしまえば、本末転倒です。1~2時間寝るだけでも十分効果はあったと感じています。

(あと、僕は4時ぐらいになるともう眠くなって諦めたというのもありますが。。。)

実際に一夜漬けを通して何をしていたかというと、基本的には暗記ものをやっていました。部屋で黙々と英文や英単語を音読していたのを今でも思い出します。

徹夜における勉強の優先順位ですが、

  • 数学など思考が必要な科目→英単語など暗記だけでも対応できる科目

の順番で進めていくと上手くいくと思います。

徹夜勉強にとって一番の敵はやはり睡魔です。眠くなってくるにつれて、複雑な思考は出来なくなっていきます。そうなる前に、数学などの科目を片付けることが必要になってきます。

こういう言い方をすると、「暗記科目は眠くてもできるのか」という質問が来そうですが、個人的には出来ると思っています。

僕は眠くなった状態で暗記科目を行うときは、必ず声に出すということを心がけていました。やはり、ボーッと英単語などを眺めているだけではそのまま眠ってしまいがちです。「声に出して読む!」ということを心がけていれば、最低限の暗記科目には対処できると思います。

因みに、僕は1時間経ったら15分くらい寝るようにしていましたが、それでもそのまま寝て気づいたら朝なんてこともありました。。。やはり徹夜勉強は難しいです。

〜解説〜

彼の徹夜勉強で注目すべきは、勉強の順番です。

数学系の科目→英単語などの暗記科目の順番で勉強していくというのは非常に論理的です。

特に眠くなった状態での音読は非常に効果的です。彼が意識していたかどうかはともかく、音読は「インプットとアウトプットを同時に行える」として有名です。

目で見る(インプット)→声に発する(アウトプット)→耳で聞く(インプット)

この流れを意識するだけで暗記の効率が上がるだけでなく、眠気対策にも彼は利用していたということですね。

受験生は早起きして勉強すべき理由

受験生は徹夜はすべきでありません。

何回かいってきましたが、徹夜での勉強は諸刃の剣です。

  1. 朝の時間で勉強できる
  2. 健康な身体を維持
  3. 1日を気持ちよくスタートできる
  4. 勉強のストレスを軽減

これら4つのメリットが早起き勉強にはあります。

それぞれについて説明していきましょう。

1 朝の時間で勉強できる

早起きすることで学校に行くまでの朝の時間を有効活用できます。

早めに学校に行って自習するもよし、家で勉強するもよしです。

2 健康な身体を維持

早寝早起きの継続は睡眠の質の向上にも繋がります。しっかり、身体を休めることによって健康的な身体を維持することが出来ます。

体調管理も受験生に必要なことです。

3 1日を気持ちよくスタートできる

規則正しいリズムで生活することで、1日を良い流れで始めることが出来ます。

早起き→ちょっと勉強→優雅に朝食→登校

これだけでも、あなたの生活の質は上がること間違いなしです。

4 勉強のストレスを軽減

受験勉強にはストレスがつきものです。

睡眠時間をしっかり確保することが出来れば、ストレスを軽減することが出来るということはよく知られています。

これも受験生がすべき体調管理の一貫と言えます。

良質な睡眠をとるためには

最後に、良質の睡眠をとるコツを二つほど紹介します。

  1. ぬるめのお風呂に浸かる
  2. 寝る前にスマホ、テレビを見ない

それぞれ説明していきます。

1つ目は寝る30分~6時間前にぬるめのお風呂に浸かることです。

ぬるめ、というのがポイントです。

体温が下がると眠りが促進されますし、精神的にもリラックスできるからです。

2つ目は寝る前にスマホやパソコン、テレビなどの画面を見ないことです。

これらの画面からはブルーライトという可視光線の中で最も強いエネルギーを持つ光が出ています。網膜がこのブルーライトを浴びると、人間の脳は朝だと錯覚してしまい、メラトニンという睡眠を司るホルモンの分泌が抑制され覚醒し、良質な睡眠が妨げられてしまうのです。ブルーライトでなくても、強い光を浴びると人間の脳は覚醒してしまうので、寝る前は照明を抑えるなどして明るすぎない環境を作ると良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか。

受験生は早寝早起きスタイル、高1,2生は最悪徹夜もOKというのが東大BKKの主張です。

そんな、受験生の皆さんや、学校の定期テストに苦しむ皆さんが当サイトを通して、勉強のきっかけを掴んでくれればという思いで「勉強計画のテンプレート」を無料で配布しています。

東大生にインタビューして集めたデータを紹介しています。勉強計画のテンプレートについての記事はこちら

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