【2020年度最新版】東大受験生のセンター合格者平均点・足切り点を東大生が徹底解説!

皆さんこんにちは、東大BKKです。

「東大受験生ってセンター試験どれくらいとってるの?」
「やっぱ9割はないと厳しいんすかねえ??」
「けど、マジレスすると別にセンターの点とかあんま関係ないよな…

今回は多くの東大受験生が感じるこのような疑問、悩みに現役東大生が答えます。

結論を述べますと、東大合格者のセンター平均点はおよそ9割です。

この記事では合格者平均点からみるセンター各科目別の目標点設定と、ボーダーラインについて本音で語ります。

これを読めば、【センター9割】という強迫観念のようなものから解放され、落ち着いてセンター試験を受験できます。

(東大対策については「【受験生必見】東大入試対策をセンターから二次まで東大生が完全解説!」で今回の内容含め、センターから二次試験、参考書、模試まで完全解説しています!)

※合格者平均点や足切り点などの数値は河合塾のデータを利用しております。
(出典:東京大学入試情報2020年度)

センター試験の流れ

2020年は1月18日、19日に行われます。

例年に比べて遅めの実施なので、センター試験対策を始める時期も調整する必要があります。

東大受験生であれば、1月からのセンター対策でも遅くはないといえます。

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東大のセンター合格者平均

東大足切り突破の点数の推移を見てみましょう。

足切り突破者の平均点文1文2文3  
2019765795798
2018756781789
2017764777788 

↑文系。

足切り突破者の平均点理1理2理3
2019800787802
2018802785793
2017795778797

↑理系。

この点数は足切り突破者の合格平均点です。二次試験を含めた合格者平均点ではないので注意。

入試を突破した人たちのセンター平均点についての公式発表はありません。しかし、予備校のセンターリサーチを見てみると、合格者圏内に入るには、どの科類もジャスト9割らへんがボーダーとなっているようです。
(理3を除く)

絶対に突破したい東大のセンター足切り点

東大入試にはセンター試験において「足切り」という制度があります。

二次試験の受験人数を減らすため、センター試験の点数が著しく低い場合、二次試験を受験できなくなるものです。

しかし足切り点、いわゆるボーダーラインはそれほど高くないため、東大受験生ならそんなに心配する必要はありません。

文系のここ4年の足きり点推移↓(数値が記入されてないところは足切りがなかった年です)

年度文1文2文3
2019628728750
2018582703738
2017571623732
2016718
2015534652

理系のここ4年の足きり点推移↓(数値が記入されてないところは足切りがなかった年です)

年度理1理2理3
2019698720630
2018715717630
2017660701695
2016728694
2015731708655

現役東大生が足切りを簡単解説!2019年の最新結果も!

【2020年最新版】東大のセンター足切り点や発表はいつ?予想結果も!

東大受験生のセンター科目別の目標点は?

東大文系のセンター目標点

科目目標点
英語(リスニングなし)195
数学1A90
数学2B90
国語160
社会90
社会90
理科基礎95

センター試験数学で苦戦する、文系学生を見かけます。ちなみに↑の合計点は810点(9割)。ただ、東大受験生であるならば文理関係なく9割は確実にとっておきたいところ。

東大理系のセンター目標点

科目目標点
英語(リスニングなし)195
数学1A95
数学2B95
国語150
理科95
理科95
社会85

東大理系受験生たるもの、センター理数でつまづいてはいけません。

ほぼ満点は取れるくらいの実力でいきましょう。

東大理系受験生は社会を疎かにしがちなので、低めの目標点ですが、できる人はしっかり9割を目標に。

ちなみに↑の合計点は810点(9割)。

センター国語で高望みしてはいけない理由とは?

センター試験で一番怖いのが国語です。

「1つの選択肢が8点…高すぎやろ!」といつも思ってしまいますよね

一つ一つの決断がとても大切です。

センター試験の緊張もあって、文章を読み間違えると大惨事。

実際に、東大受験生でもセンター試験で国語を失敗してしまう人は多くいます。

自分の目標点を設定するときに、国語は低めに設定しておきましょう。間違っても「国語で180点」なんて勢いでいくのはオススメしません…
(筆者は国語140点で、センター試験もセンター試験利用入試もその後1ヶ月のメンタルも崩壊しました)

東大でもセンター最悪760点くらいあれば大丈夫

合格者平均点がおよそ9割であることはさきほど確認しました。

とはいえ、合格体験記などを見てみるとわかりますが、センターが700点台の人も全然います。

逆にセンター試験9割越えでも、落ちている人も全然います。

これは、東大のセンター試験圧縮のせいですね。

なので、東大合格の勉強の比率としましては、圧倒的に下記の構図です。

東大二次試験>>>>>>センター試験

なので【何点は取っておくべきか】という質問に答えますと、760/900点くらいあればいいのではないでしょうか。

これは760点がどうこうというよりも、さすがに760/900点も取れない実力では二次試験合格も少し難しいのでは、という意味での760点です。

もちろん、センター720点でも圧縮すればセンター9割の人と11点しか変わらないので、2次試験で余裕でひっくり返すことはできるので最後まで諦めずに頑張ってください!

東大志望でもセンター利用を頭に入れておこう!

文系東大受験生(一部の理系東大受験生も)が多く利用する、センター試験利用入試も考えて目標点設定をしましょう。

具体的には、東大受験生に大人気の早稲田のセンター試験利用入試を合格するなら、センター9割は必須です。

センター利用で一つでも私立大学の合格が決まっているだけで、精神的に楽になり自信も付きますのでぜひ利用してみてくだい。

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【議論】1日目の自己採点はすべきなのだろうか?

一般論として、「センター試験の1日目の自己採点は絶対にするな!」と言われています。

デメリットを考えてみたら、「そりゃそうだ」ってなりますよね。

簡潔にデメリットを述べると、【点数が悪いとき、翌日のテストに悪影響がでる

これが全てでしょう。

筆者は1日目の採点はしませんでした。

1日目に採点するメリットが感じられなかったからです。

例え、自己採点が良かったとしても、そのおかげで2日目のパフォーマンスに好影響を与える、ということは特にないと思います。

しかし、筆者が受験した時も実際に1日目に採点して2日目の会場にやってきている人はいました。その人の感性次第です。

まあ、ただ、東大受験生で東大一本で考えているなら、センター試験は練習にすぎません。その場合は1日目に採点する気持ちも分からないではないですが。

まとめ

今回の内容をまとめると以下になります。

  • 足切り突破者の平均は760くらい
  • 入試突破者のセンター平均は9割くらい
  • 9割をとりあえず目標に勉強しよう
  • 最悪760点くらいでも大丈夫

もちろん、東大受験は二次試験が命です。

しかし、センター試験をうまくのりこえることで調子をあげれることは間違いないです。できる対策は全てやって挑みましょう!

東大受験生のセンター試験については、「東大受験生のセンター試験を完全解説!科目や足切りを把握してサクッと攻略♪」でさらに解説しています。【東大受験生専用】なので、東大志望の人は必ずチェック!

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