【2020年度最新版】大阪大学の偏差値を学部別に紹介!学部ランキングにキャンパスの場所も!

皆さんこんにちは、東大BKKです!

大阪大学の偏差値ってどれくらい?」「大阪大学の学部別のランキングとか知りたい!」

こんなあなたの疑問に答えます。

この記事では大阪大学の偏差値について解説していきます!

大阪大学で有名な外国語学部から、文学部、医学部などまで全学部の偏差値・学部紹介をまとめたので、

これを読めば大阪大学の偏差値について丸わかりです!

記事が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

*偏差値及びセンター試験得点率は河合塾の偏差値データを利用しております。
(出典:河合塾入試2020年度入試難易予想ランキング表

大阪大学偏差値ランキング

大阪大学の学部別の偏差値をランキングで並べると、以下のようになります。最上位の医学部を除くと、文系学部が上位に来ている感じがします。

  • 医学部 偏差値:57.5〜70.0
  • 法学部 偏差値:65.0
  • 経済学部 偏差値:65.0
  • 文学部 偏差値:65.0
  • 人間科学部:65.0
  • 外国語学部 偏差値:57.5〜62.5
  • 理学部 偏差値:60.0〜62.5
  • 歯学部 偏差値:62.5
  • 薬学部 偏差値:62.5
  • 工学部 偏差値:60.0〜62.5
  • 基礎工学部 偏差値:60.0〜62.5

それでは各学部における学科ごとの偏差値及びセンター試験得点率について見ていきましょう。

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・文系

大阪大学 法学部の偏差値 65.0

法学部の偏差値およびセンター試験の得点率を学科別に見てみると、以下のようになります。

学科・専攻・その他日程方式名セ試得点率偏差値
前期83%65
国際公共政策前期83%65

法学部は、法学科と公共政策学科に分かれています。法学科では法の学習を通じて、現在国内外で発生している問題に対処できる能力を身につけます。また公共政策学科では、法学を軸にしつつも、経済学や政治学を学ぶことで多角的な視点から政策を分析したうえで、対応できる能力を身につけます。定員は法(170)、国際公共政策(80)となっています。

入試についてですが、阪大は後期日程を廃止しているため、全学部共通で前期のみとなります。法学部はセンターと個別がそれぞれ50%ずつの配点となっているため、大きな失点をせずに、得意教科で差をつけるという鉄板ルートを貫くのが上策です。

大阪大学 法学部と同じくらいのレベルの大学としては、一橋大学 法学部、名古屋大学 法学部があります。

大阪大学 経済学部の偏差値 65.0

経済学部の偏差値およびセンター試験の得点率を学科別に見てみると、以下のようになります。

学科・専攻・その他日程方式名セ試得点率偏差値
経済・経営前期83%65

経済学部は、ミクロ・マクロを中心とする経済学の基礎を学んだのち、現代の世界が抱える諸所の経済問題に専門的な視点から取り組みます。またPCを用いた統計的学問にも重点が置かれています。学部は、経済・経営学科の一つのみで、定員は220人です。

経済学部の入試は少し変わっています。まず全志望者の中から超センター重視型のA配点、超個別試験重視のB配点でそれぞれ65人ずつを合格させます。その後、センターと個別を1:1の比で計算する通常のC配点で残りの合格者を決めます。以下では、A配点を示しています。

大阪大学 経済学部と同じくらいのレベルの大学としては、一橋大学 経済学部、名古屋大学 経済学部があります。

大阪大学 文学部の偏差値 65.0

文学部の偏差値およびセンター試験の得点率を学科別に見てみると、以下のようになります。

学科・専攻・その他日程方式名セ試得点率偏差値
人文前期84%65

文学部は、1年次に専門課程の基礎となる全般的な知識を習得します。そして2年に進級すると、20の専修の中からいずれか一つの専修に所属することとなります。西洋史や比較文学といったより文学っぽいものから、音楽学・演劇学といった芸術に近いものまで幅広いものがあります。学科としては人文学科の1つのみで、定員は165人です。

文学部の入試は、やや個別試験重視となっています。また個別試験では地歴と数学のいずれかを選択する形になっており、選択教科の点数をいかに伸ばせるかが合否の分かれ目になることもしばしばあります、

大阪大学 文学部と同じくらいのレベルの大学としては、京都大学 文学部、名古屋大学 文学部があります。

大阪大学 外国語学部の偏差値 57.5〜62.5

外国語学部の偏差値およびセンター試験の得点率を学科別に見てみると、以下のようになります。

学科・専攻・その他日程方式名セ試得点率偏差値
中国語前期80%62.5
朝鮮語前期77%60
モンゴル語前期74%57.5
インドネシア語前期76%60
フィリピン語前期74%57.5
タイ語前期75%60
ベトナム語前期76%60
ビルマ語前期73%57.5
ヒンディー語前期74%60
ウルドゥー語前期75%57.5
アラビア語前期78%60
ペルシア語前期74%57.5
トルコ語前期76%60
スワヒリ語前期74%60
ロシア語前期76%60
ハンガリー語前期78%60
デンマーク語前期77%60
スウェーデン語前期78%60
ドイツ語前期81%62.5
英語前期81%62.5
フランス語前期80%62.5
イタリア語前期80%62.5
スペイン語前期80%62.5
ポルトガル語前期78%60
日本語前期79%62.5

外国語学部は、4年間を通じて選択した言語の文化・語学教育を徹底的に行い、自らその言語を深く考察できるようになることを目指します。また少なくとも3人の日本人と1人のネイティブスピーカーが配置されており、手厚い教育を受けることができます。定員は60人の英語学科を除いて、各学科ごとに約10〜40人となっています。

外国語学部の入試は、センター150点、個別500点とかなり個別試験重視の配点となっています。そのため、少々センターで失敗しても個別試験で逆転することは十二分に可能です。また、外国語学部という名の通り、個別試験では英語の配点が300点(6割)を占めているので、しっかり対策を行うことが求められます。

大阪大学 外国語学部と同じくらいのレベルの大学としては、東京外国語大学 国際社会学部、上智大学 外国語学部があります。

・理系

大阪大学 医学部の偏差値 57.5〜70.0

医学部の偏差値およびセンター試験の得点率を学科別に見てみると、以下のようになります。

学科・専攻・その他日程方式名セ試得点率偏差値
前期91%70
保健-看護学前期79%57.5
保健-放射線技術科学
前期79%57.5
保健-検査技術科学前期78%57.5

医学部は医学科と保健学科に分かれています。医学科は、基礎医学と臨床医学の2つで構成されており、一定の基礎が定着したのちは附属病院での臨床実習なども行われます。保健学科は、看護学を始めとする3つの選考に分かれ、それぞれの分野の医療従事者の育成を目指しています。定員は、医学科(100)、保健学科(160)<看護学(80)、放射線技術学(40)、検査技術科学(40)>、となっています。

医学部の入試は、センターと個別がほぼ同じ比率となっており、センターで大失敗して他の受験生と差をつけられないようにしましょう。また個別試験では、配点なしの面接が課されますが、適性なしと判断されれば筆記試験の結果いかんにかかわらず即不合格となるので、ある程度の対策はしておきましょう。

大阪大学 医学部と同じくらいのレベルの大学としては、京都大学 医学部、東京医科歯科大学 医学部があります。

大阪大学 人間科学部の偏差値 65.0

人間科学部の偏差値およびセンター試験の得点率を学科別に見てみると、以下のようになります。

学科・専攻・その他日程方式名セ試得点率偏差値
人間科学Aパターン前期84%65
人間科学Bパターン前期84%65

人間科学部は、1年次と2年次の1学期で基礎となる知識や理論を習得したのち、2年次2学期から行動学科目を始めとする4つの学科目のいずれかに所属します。各学科目で「人間」を軸にしつつ、その生き方を探っていきます。学科は、人間科学の一つのみで、定員は137人です。

人間科学部の入試は、センターと個別が1:1の比で配点されています。個別試験も国語・数学・英語がそれぞれ200点ずつの配点となっており、最もベーッシクなスタイルとなっています。

大阪大学 人間科学部と同じくらいのレベルの大学としては、京都大学 総合人間学部、神戸大学 国際人間学部があります。

大阪大学 理学部の偏差値 60.0〜62.5

理学部の偏差値およびセンター試験の得点率を学科別に見てみると、以下のようになります。

学科・専攻・その他日程方式名セ試得点率偏差値
数学前期78%62.5
物理前期80%60
化学前期80%60
生物-生物科学前期82%62.5
生物-生命理学前期79%60

理学部は、1年次には学科共通でその後の各学科の専門性のための基礎知識を習得します。そして2年次からは数学・物理・化学・生物の4つの学科に分かれ、より高度な研究並びに実験を行います。定員は、数学(47)、物理(76)、化学(77)、生物<生命科学(30)、生命理学(25)>、となっています。

理学部の入試は、学科にかかわらずセンター300点、個別700点の計1000点満点となっています。個別試験の理科では、学科に応じて必須教科が異なるので注意してください。

大阪大学 理学部と同じくらいのレベルの大学としては、東北大学 理学部、名古屋大学 理学部があります。

大阪大学 歯学部の偏差値 62.5

歯学部偏差値およびセンター試験の得点率を学科別に見てみると、以下のようになります。

学科・専攻・その他日程方式名セ試得点率偏差値
前期81%62.5

歯学部は、完全に6年間一貫教育となっており、およそ1・2年次に健康や社会など医療人としての前提知識を習得したのちに、歯学の専門的な学習・研究に進みます。ちなみに、5年次以降に臨床実習が展開されます。学科は同名の歯学科のみで、定員は53人となっています。

歯学部の入試は、やや個別試験重視型となっています。そしてその個別試験では、国語が課されない代わりと言っては何ですが、面接が課されることになっています。面接も数学、理科、英語と同じく200点配点となっており、十分な対策が欠かせません。

大阪大学 歯学部と同じくらいのレベルの大学としては、東京医科歯科大学 歯学部、九州大学 歯学部があります。

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大阪大学 薬学部の偏差値 62.5

薬学部の偏差値およびセンター試験の得点率を学科別に見てみると、以下のようになります。

学科・専攻・その他日程方式名セ試得点率偏差値
前期85%62.5
薬科学前期84%62.5

薬学部は、1年次を中心に学ぶ医療人としての知識を前提として、創薬や臨床研究など薬に関して幅広い学習を進め、薬剤師や薬学研究者を育成します。学科は薬学科と薬科学科の3つに分かれており、定員はそれぞれ55、25人となっています。

薬学部の入試は、やや個別試験重視型となっています。数学・理科の配点が高いものの、英語も手を抜かずに対策を行うことが求められます。

大阪大学 薬学部と同じくらいのレベルの大学としては、京都大学 薬学部、北海道大学 薬学部があります。

大阪大学 工学部の偏差値 60.0〜62.5

工学部の偏差値およびセンター試験の得点率を学科別に見てみると、以下のようになります。

学科・専攻・その他日程方式名セ試得点率偏差値
応用自然科学前期79%60
応用理工前期79%60
電子情報工前期79%62.5
環境・エネルギー工前期78%60
地球総合工前期79%60

工学部は、工学に関する幅広い知識・理論を一通り学習した上で、実社会で役立つ専門的な技術などを学びます。学科は、応用自然科学など4つに分かれており、2年次からそれぞれに分かれて専門性を高めます。定員は応用自然科学(217)、応用理工(248)、電子情報工()162、環境・エネルギー工(75)、地球総合工(118)、となっています。

工学部の入試は、個別試験重視型となっています。こちらも数学・理科の配点が大きくなっており、これらが得意な人はきっちり点を稼いで他の受験生に差をつけましょう。

大阪大学 工学部と同じくらいのレベルの大学としては、名古屋大学 工学部、東北大学 工学部があります。

大阪大学 基礎工学部の偏差値 60.0〜62.5

基礎工学部の偏差値およびセンター試験の得点率を学科別に見てみると、以下のようになります。

学科・専攻・その他日程方式名セ試得点率偏差値
電子物理科学前期80%62.5
化学応用科学前期81%60
システム科学前期81%62.5
情報科学前期82%62.5

基礎工学部は、1年次から各学科に分かれて基礎的な知識を習得し、2年次以降自分の興味などによって専門性が高く、実用的な学習へと移ります。学科は、電子物理化学科など4つに分かれており、それぞれの学科で2年次からさらに2〜3のコースに分かれます。定員は、電子物理化学(99)、化学応用科学(84)、システム科学(169)、情報科学(83)、となっています。

基礎工学部の入試は、個別試験重視型となっています。ただし、薬学部や工学部よりも英語の配点が50点分上がっています。そこでより英語対策が重要になってきます。

大阪大学 基礎工学部と同じくらいのレベルの大学としては、名古屋大学 工学部、東北大学 工学部があります。

大阪大学の穴場学部は?

冒頭で紹介した偏差値ランキングの通り、大阪大学はどの学部も偏差値が60を超える難関大学です。

しかし学科単位で見てみると、外国語学部の一部学科医学部看護学科のみ、偏差値が50台になっています。(それでも57.5ですが・・)。どうしても大阪大学で学びたいんだ!という強い意志を持っている方は、文系であれば外国語学部、理系であれば医学部看護学科を狙ってみるのも良いでしょう。

※外国語学部のどの学科が穴場なのかについては、こちらに戻って確認してください→大阪大学 外国語学部の偏差値

ただし、偏差値が多少低いとしてもライバルは阪大志望の猛者たちであることに変わりはありませんし、入試問題も阪大レベルの難問揃いです。決して見くびらずに挑戦してくださいね!

>>大阪大学【E判定→逆転合格】
偏差値があがる勉強法まとめ

大阪大学のライバル校・併願校との偏差値比較

大阪大学と偏差値の近いライバル校である国立大学は一橋大学、併願校としての私立大学では同志社大学や早稲田大学などがあります。

大阪大学の文系の学部平均偏差値は65.0となっています。

大阪大学のライバル校:一橋大学

大阪大学と同じく難関国立大学である一橋大学の偏差値は67.5となっています。

一橋大学は文系の学部しかないのですが、経済学部や法学部などはかなりレベルが高く、東大と並んで官僚になるひとも多くいます。

大阪大学はやはり理系が強いと言われているので、もし文系のひとは一橋大学を狙ってみるのもありかもしれませんね。

【2020年度最新版】一橋大学の偏差値を学部別に紹介!学部ランキングにキャンパスの場所も!

大阪大学の併願校:同志社大学

関関同立に数えられる同志社大学の偏差値は65.0と、関西の私立大学のトップクラスです。

阪大の就職先として官僚やエリート企業に行く傾向があり、一方同志社大学も西の上場企業などにたくさんのOBがいます。

京都にある同志社大学は大阪大学からも近めなので、併願校にぴったりです。

【2020年度最新版】同志社大学の偏差値を学部別に紹介!学部ランキングにキャンパスの場所も!

大阪大学の併願校:早稲田大学

私立のトップといえば慶應と早稲田を思い浮かべますよね。

早稲田大学の偏差値は70.0となっており、とくに看板学部である政治経済学部はかなりの難関。

全国的な評価ではやはり早稲田の方が高いようで、就職においてもかなり有利だと言われています。

まあ学費で言ったら絶対に国立の大阪大学をおすすめしますが、生徒数の多い早稲田ではいろんなひとと交流ができるので楽しいと思いますよ。

【2020年度最新版】早稲田大学の偏差値を学部別に紹介!キャンパスの場所やミス・ミスターは?

大阪大学のキャンパス

大阪大学には3つのキャンパスー豊中(とよなか)キャンパス・吹田(すいた)キャンパス・箕面(みのお)キャンパスーがあります。

いずれも大阪市内にありますが、豊中市・吹田市・箕面市と市をまたいでおり、最寄駅の沿線も異なるためキャンパス間の移動は不便です。なお、大阪大学はキャンパス間連絡バス(無料)を運行していますが、他学部聴講や課外活動、教職員の業務以外の目的では利用できません。通学や通勤には使えないようです。

豊中キャンパス

豊中キャンパスは大阪大学のメインキャンパスで、その面積は44万㎡に及びます(バチカン市国一個分)。本キャンパスでは、全ての学部の一回生が一般教養を学ぶ他、文学部、法学部、経済学部、理学部、基礎工学部が置かれています。またほかにも、総合図書館や大阪大学会館、総合学術博物館、各種研究センターなど様々な施設が設置されています。

また、一回生が全員通学するためか、部活やサークル活動も主にこのキャンパスで行われます。

吹田キャンパス

吹田キャンパスには、医学部、歯学部、薬学部、工学部、人間科学部や各種研究所・研究センター・大学院研究科が設置されています。最先端の研究のための高度な研究機器・施設が揃うバリバリの理系キャンパスです。

箕面キャンパス

箕面キャンパスには外国語学部が置かれています。また、学生寮や国際学生宿舎、留学生会館なども設置され、国際色豊かなキャンパスとなっています。

他には、国費外国人留学生に対する日本語・日本文化教育の拠点機関である日本語日本文化教育センターも箕面キャンパスに設置されています。

大阪大学の偏差値 まとめ

今回は大阪大学の偏差値について紹介してきました。

3つのキャンパスもそれぞれ特徴的でしたね。

阪大は人気の大学で、倍率も高いですが、ぜひ頑張ってください!

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