鉄壁は最強の英単語帳!東大受験生必携の鉄壁の使い方を東大生が解説!

皆さんこんにちは!東大BKKコンテンツ編集部です。

鉄壁ってどんな英単語帳なの?」「鉄壁は東大受験生だけしか使わない?

あなたも今、こんなことを考えていませんか?

 

この記事では鉄壁をテーマに解説していきます。

鉄壁の特徴からオススメの使い方、筆者の実際の使い方まで紹介しているので、

これを読めばあなたも鉄壁を120%有効活用できます!

 

記事は2~3分で読み終わります。この記事が少しでも受験生の皆さんのお役に立てれば幸いです。

鉄壁とは

鉄壁とは鉄緑会東大英単語熟語という英単語参考書で、東大受験生界隈では鉄壁は受験必需品として愛用されており、ボロボロになるまで使いこなす受験生が毎年たくさんいます。

鉄緑会が出している参考書ともあって、受験生からも支持されている参考書です。

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鉄壁のポイント・特徴

鉄壁の特徴としては以下の4つがあります。

  • 単語数が多い
  • 熟語が豊富
  • 関連語が多数掲載
  • 章別のテスト

それぞれ簡単に解説していきます。

単語数が多い

単語数がなんといっても、多いです。一度本屋で見たことがある人ならわかりますが、英単語帳とは思えないほど分厚い。

その総ページ数は666ページ。収録単語は3000語を超えます。

使用している受験生が多いであろう、ターゲット1900は収録単語が1900です。英単語の勉強を始めたばかりの人は1900語でもかなり多く感じますよね。鉄壁はその1.5倍ですから、生半可な気持ちで始めても挫折してしまう可能性が高いです。

熟語が豊富

鉄壁は英単語帳でもありますが、英熟語帳でもあります。

forやto、inなど熟語として多用される前置詞別の熟語一覧などもあるので、一気にまとめて詰め込むことができます。

関連語が多数掲載

英単語を紹介して、その単語を使った英文を1文紹介している英単語帳がいくつかありますよね。

鉄壁はもちろん英文も解説していながら、関連語が多数掲載されています。

章別のテーマ分けとなっているので、ジャンル毎に単語を覚えていきます。全くジャンルの違う言葉よりも、似たジャンルの言葉の方が当然覚えやすく、製作者側の工夫が見られます。

章別のテスト

時間、熟語、動詞などといったようにジャンル分けされている鉄壁ですが、毎章の最後にチェックテストがあります。

このチェックテストも

日本語→英単語、英単語→日本語

というような単純なものではなく、

  • 同じ意味の英単語を選ぶ問題
  • 文中埋め問題

など、本格的なものが乗っているので、学習の習熟度をテストすることができます。

鉄壁のオススメの使い方

はじめにいっておくと、鉄壁は挫折しがちな参考書です。

分量が多いので、継続するのが大変なのです。週末に10章まとめてやる、というやり方も英単語を暗記する面で見ると間違っていますので、毎日コツコツ進めていく精神力が不可欠です。

1日1章

後述していますが、筆者はこれでした。

1日1章だと1周するのにおよそ2ヶ月ほどかかります。

2ヶ月と聞いただけでも、少し長く感じますが、さらに1章1章が重いです。10〜15分で終わるような代物ではありません。

成熟度によりますが、早くても1章30分はかかります。

1日1/2章

あまり英単語に時間をかけたくない人は1日1/2章というやり方もあります。

ただそうなると、鉄壁の場合1周に3ヶ月かかります。もちろん1周だけでは不十分です。

1日1/2章進めていくのはかなり長期的な計画になってしまいます。受験の勉強計画というのはちょっとしたことで大きく変わってくるので、この進め方はオススメできません。

多少キツくても1日1章のペースをキープして進めていきたいです。

1日1章以上やるのはオススメしない

1日1/2章は少なすぎるという理由でオススメできませんが、反対に1周目の場合、1日1章以上やるのもオススメできません。

1章でも、ものによっては50語前後のボリュームがあります。2章やると1日100語。100語一気に暗記すると、当然ですが、覚えられないものがいくつか出てきます。

そのような単語こそ大切に覚えるべきなのに、放置した状態では何も成長がありません。おとなしく、1周するには2ヶ月かかる事実を受け入れて根気よく進めるのが一番です。

鉄壁があう人のレベルは?

鉄壁は鉄緑会東大英単語熟語という名前も持っています。

なので、鉄壁を使用するのは東大受験生だけだ、と思う人がいるかもしれません。

しかし、東大受験生以外でも使用することは可能です。ここまで紹介してきたように、これほど使いやすく効率的に英単語を暗記できる参考書はなかなかありません。「今の参考書が簡単で何周もしてしまった」という人は、鉄壁を使用してみてもいいでしょう。

とはいえ、鉄壁はやはり書店に出回っている英単語の参考書の中ではレベルは高めです。

目安としてはセンター英語で8割以上は取れる段階で鉄壁に挑戦するのがいいでしょう。

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鉄壁で到達できるレベルは?

鉄壁をマスターすれば、東大英語でも単語面については心配することなしです。

東大受験生であれば、受験までに3周くらいはしておきたいですね。

東大英語の勉強法記事はこちら↓

東大英語の勉強法と参考書リストを東大生が解説!設問別の対策も!

鉄緑会とは

東大受験生なら知っていると思いますが、鉄壁を出版している鉄緑会は毎年東大合格者数が1つの塾とは思えないほど高い塾です。

鉄緑会は、中高6年一貫校の生徒を対象とした、東京大学受験指導専門塾です。既存のマスプロ化した塾や予備校の画一的な指導方法に疑問を持った東大医学部、法学部の学生・卒業生によって、自ら開発、実践した学習法をもとに理想の教育機関を目指し、1983年に設立されました。以来今日まで30年以上にわたり、東大受験の専門機関として徹底した指導にあたり、毎年極めて高い合格率で多数の東大合格者を輩出してきました。その歴代の鉄緑会卒業生も現在では、医学界、法曹界、官界、学術界と国内外を問わず、幅広く活躍しています。

出典:鉄緑会公式HP

東京、大阪にしか校舎はありません。

東大受験生で通塾できる距離にある方はぜひ詳しく調べてみてください。

鉄緑会についての当サイトの記事はこちら↓

東大受験生におすすめの塾、予備校を現役東大生が徹底解説【塾無しでは受からない?】

鉄壁を筆者が使ってみた感想

筆者が鉄壁を購入したのは高3の春頃でした。

それまでは別の英単語帳を利用していましたが、それ以来受験が終わるまで鉄壁を使い続けました。

収録語数が膨大だったので、1日1章を30分やって帰りの電車でその復習をするというルーティンを作って勉強していました。

英単語の暗記などのセオリーとして「電車の時間だけやる」というものがありますが、鉄壁はそう甘くはないと思います笑。単語が少し難しいので、赤ペン・青ペンで書き込みながら勉強していきました。

「鉄壁さえやっておけば、英単語についてはなんとかなる」

というのは案外本当で、鉄壁をルーティンとしてやるようになってから英単語で困ることが減っていきました。継続が大変な参考書ですが、自分は使って良かったと感じています。

まとめ

今回は鉄壁について解説してきました。

東大受験生の皆さんは、ぜひ利用してもらいたい参考書の1つです。ぜひボロボロになるまで使って、東大英語を突破してください!

 

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