学費の安い大学ランキングTOP10!私立で日本一学費の安い大学は?

皆さんこんにちは、東大BKKです。

学費が安い大学ってどこ?」「日本一学費が安い私立大学を教えて!

あなたも今、こんなことを考えていませんか?

この記事では学費の安い大学をテーマに解説していきます。

学費の安い大学ランキングから、都内の大学に絞っての解説もあるので、

これを読めば、学費の安い大学については完璧です。

記事は2~3分で読み終わります。この記事が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

>>国立合格者の勉強法はココが違う!

国立・公立大学は学費が決まっている

大学の学費ですが、国立大学と公立大学は文部科学省が標準額を制定しています。

以下は平成30年度の各大学の平均のデータです。

国立大学公立大学
年間授業料535800円538633円
入学金282000円393618円

(出典:国公私立大学の授業料等の推移

なので、この数値をそのまま学部4年間で算出すると

  • 国立大学・・・535800×4+282000=242万5200円
  • 公立大学・・・538633×4+393618=254万8150円

となります。

学生の皆さんには200万という金額が膨大に思えるかもしれませんが、この後紹介する私立大学と比べると安い額です。

そもそも私立大学の学費の平均は?

私立大学にはそれぞれ大学を運営する学校法人というものが存在します。各学校法人が入学金・年間授業料を決定することができるので、各大学によって金額が違います。

まずはじめに国立・公立大学と同様に文部科学省が平均額を算出していたので、それを見てみましょう。平成29年度のデータです。

私立大学の学費の平均

  • 年間授業料・・・900093円
  • 入学金・・・252030円

(出典:国公私立大学の授業料等の推移

さらにですが私立大学の場合、ここに【施設設備費】という料金が発生します。こちらも文部科学省が平均値を算出しており、平成26年度版でこの施設設備費は18万6171円です。

いかがでしょうか。国立大学が年間53万ですので、年間でおよそ60万円もの差。つまり大学4年間だとおよそ240万もの学費の差が国立大学と私立大学で発生しているのです。

学費の安い私立大学ランキングTOP10!

私立大学の中でも学部によって学費は大きく変わってきます。とくに学費の安い私立大学に行きたい人は医学部・歯学部・薬学部の3学部は選択肢から除外しておくのが無難でしょう。

私立大学医学部の場合、初年度納入金の平均はおよそ745万円と出ています。異次元の学費です。

では、学費の安い私立大学ランキングTOP10を紹介します。2018年度のデータになります。金額は入学金・年間授業料・施設費などを合計した初年度納入額です。

  1. 東京電機大学工学部第二部・・・443,500円
  2. 九州産業大学地域共創(地域づくり(夜間特別 枠))・・・456,350円
  3. 福岡大学商学部第二部・・・472,370円
  4. 北海学園大学法学部第二部・・・609,000円
  5. 北海学園大学経済学部第二部・・・609,000円
  6. 北海学園大学経営学部第二部・・・609,000円
  7. 大阪経済大学経営学部第二部・・・613,000円
  8. 北海学園大学人文学部第二部・・・621,000円
  9. 熊本学園大学社会福祉第二部・・・645,500円
  10. 日本大学法学部第二部・・・660,000円

学費の安い私立大学ランキングTOP10をまとめてみました。日本一学費の安い私立大学は東京電機大学工学部第二部でした。

全てに第二部というのがついていますが、これは夜間制というのを意味しています。それでも国立大学の初年度納入額と同じくらいです。

では、定時制の学部で最も安い大学はどこかきになる人もいるでしょう。調べてみました。

近畿大学国際学部の906,500円が最も安い定時制の初年度納入額でした。

大学ごとに紹介してみると、

  • 沖縄国際大学(沖縄県)
  • 松山大学(愛媛県)
  • 日本経済大学(福岡県)
  • 九州産業大学(福岡県)
  • 名城大学(愛知県)
  • 久留米大学(福岡県)
  • 熊本学園大学(熊本県)
  • 天理大学(奈良県)
  • 龍谷大学(京都府)
  • 福岡大学(福岡県)

あたりも初年度納入金額が100万円前後で、一般的な平均に比べて安い金額となっています。

>>国立合格、不合格者の勉強法の違いとは?

学費の安い都内の大学ランキングは?

「都内かつ学費の安い大学にいって、東京LIFEを楽しみたい!!」

と、考えている人も多いと思いますので、定時制かつ都内で学費の安い私立大学をいくつか紹介します。

データは初年度納入額です。

  • 日本経済大学経営学部・・・114万円
  • 創価大学法学部・経済学部・経営学部・・・111万円
  • 千葉商科大学人間社会学部・政策情報学部・サービス創造学部・商経学部・・・115万円
  • 武蔵野大学文学部・経済学部・法学部・人間科学部・・・112万円
  • 駒澤大学(複数学部有り)・・・115万円
  • 東京経済大学経済学部・経営学部・・・119万円

初年度納入金の平均が130万弱なので、これらの大学は少し学費が安いと言えるでしょう。

ちなみに都内私立大学といえば欠かせないMARCH(マーチ)の学費を見てみると、

  • 明治大学文系学部・・・130万円
  • 青山学院大学文系学部・・・132万円
  • 立教大学文系学部・・・127万円
  • 中央大学文系学部・・・135万円
  • 法政大学文系学部・・・128万円

となっています。やはり日本経済大学などは若干ですが、学費が安いと言えるでしょう。

大学の学費を抑える方法

奨学金制度

学費を抑える最もオーソドックスな方法は奨学金制度を活用する方法です。

奨学金にもいくつか種類があり、大きく

  1. 貸与型奨学金
  2. 給付型奨学金

の2つに分かれます。

さらに貸与型奨学金の中にも

  • 無利息型
  • 利息がつくタイプ

の2種類があります。

貸与型奨学金の利息がつくタイプであれば、概ねほとんどの人が受給することができます。

くわしくは日本学生支援機構などを調べてみてください

学費を気にするなら国立行った方が・・・

親の平均年収が一番高い大学である東京大学に通う筆者が言うのも、説得力に欠けますが、学費を気にするくらいなら勉強して国立大学に行くべきかと思います。

さらにいうなら、私立大学で学費の安い大学とMARCHの学費の差も年間10万円くらいです。

高学歴は錯覚資産的なものになるので、人生に好影響をもたらすことが多い、と個人的には思っています。私立大学にしても勉強してMARCHクラスの大学を狙うべきだと思います。

東大受験に必要な勉強時間は?いつから本格化?現役東大生が徹底解説」という記事で、東大に受かるための勉強時間が将来の年収にどう影響するのか、簡単に計算しています。

そこで計算した式では、受験勉強が時給6400円になる可能性を秘めていることが算出されています。

学歴はお金になります。

お金お金と気にするなら、とにかく勉強して私立大学でもMARCHクラス、そして国立大学を狙うべきだと思います。

大学受験は全国のほとんどの同世代が受ける、おそらく人生で最後の公平平等に行われる格付け試験です。家庭が貧しいというような状況があるのであればこそ、ここで最後に一発逆転と言いますか、人生の選択肢を広げれるように努力すべきかと・・・。

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国立大学に合格するための勉強法

学費を抑えたくて国立大学を目指す受験生は多くいますが、簡単に合格できるものではありません。

理由としては2つあり、1つ目は国立大学はセンター試験や二次試験での科目数が多いことです。

科目数が多いほど内容量は多くなっていき、勉強しなければいけない絶対的な時間も増えます。

2つ目は、私立と違って複数の大学を受けることができないことです。国立は前期と後期の2回しかチャンスがないので、不合格になってしまったら浪人するか私立に行くかとなってしまいます。

結局お金がかかってしまうので、やはり現役で確実に国公立に合格しておきたいですよね。

科目数が多くても苦手科目を作ることなく国公立に合格するためには、効率的な勉強法と長期的な勉強計画が重要になってきます。

BKKではより効率的な勉強計画の立て方を研究し、その方法や注意してほしい点などをまとめた教材を作ったので、ぜひ参考にしてみてください。

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学費の安い大学 まとめ

今回は学費の安い私立大学をテーマに解説してきました。

学費は国立大学が圧倒的に安いです。

私立大学にしても文系学部であれば、MARCHと安い大学を比較しても4年で40万円ほどの差にしかなりません。

なので、東大BKKの主張としては学費が安いという理由で大学進学を絞るのはやめて大人しく勉強して高学歴になった方が効率的だと、再度主張しておきます。

奨学金制度もうまく使うこともできる世の中です。情報不足で損をすることがないように、具体的な奨学金制度などについてはぜひ皆さんご自身で調べてみてください!