受験勉強に学校は邪魔!?学校を上手に使う方法を東大生が解説!

皆さんこんにちは東大BKKです。

 学校に行く意味を見出せない受験生「学校行っても受験に関係ない授業ばっかだし、家で勉強してる方がいいんじゃないか?」

「学校サボって勉強するのってどうなんだろう・・・」

こんな疑問に答えます。

大学受験を真剣に進めていると、ふと学校に行く意味を考える時があります。
東大BKKに所属する東大生も多くが自分で勉強したほうが効率的だと思った瞬間があります。

今回はそんな東大生の我々が、現役高校生の皆さんの苦悩を思って書きました。

この記事は2分で読み終わります。これを読めばあなたの今後の受験生活の指針が見えてきます。

受験勉強にとって学校の授業が邪魔な3つの理由

受験勉強に関して、学校は本当に必要なのでしょうか?

まずは受験勉強にとって学校が邪魔に感じてしまう理由を3つあげてみます。

学校の授業で得られる知識≠受験に役立つ知識

結論、大学受験は学校の授業だけで突破するのは難しいです。

皆さんもなんとなく理解していると思いますが、優秀な受験生を判別するには難しい問題が必要です。例えば東大の英語を見たことある人は分かると思いますが、学校の成績がいい(=単語OK、文法OKなど)だけでは高得点が望めるわけではありません。独自の対策が必須です。

さらにより具体的な例だと、東大受験生の場合、学校の日本史はほぼ100%役立ちません。学校の日本史は暗記重視型の授業が展開されるので、『資料分の分析』が必要な東大の日本史とは全く関係ないのです。

つまり、学校の授業を理解していても受験に役立つ訳ではないということです。

ただ、1つだけ言っておくとこれはその学校が悪いとかではなくて、制度的な問題として仕方がないことです。それが2つ目の理由になります。

授業の進度と自分の理解速度が合わない

学校の授業では頭のいい生徒も悪い生徒も同じ授業を受けることになっているために発生している弊害です。

授業進度と自分の理解速度が合わないことによって、授業についていけない、または簡単で退屈のどちらかの状況に陥ってしまいます。

簡単に説明すると、例えば難関高レベルの生徒が高3になって数学の授業で二次関数の平方完成のやり方を説明する授業を聞いていたら、退屈になるでしょう。これは地方の非進学校から難関校受験を考えている高校生にとっては、身近な事例が思いつくはずです。

同様に逆も然りで、地方の大学を志望する生徒が東大対策の授業を受けてもチンプンカンプンでしょう。ただ、こちらのケースはほとんど見受けられませんが。

東大受験専門クラスのように高校のクラスを学力別に分けている高校もあると聞きますが、多くの高校では学力別のクラス編成は為されていません。

難関校クラスの問題となると学校の先生も説明不足であることも

3つ目の理由は先生も必ずしも全てを理解している訳ではないということです。

常に疑問(=why)の姿勢で勉強していくと、先生の説明に対しても「え?それ違うような・・・」と思う日が必ず来ます。これは難関校受験者は往々にして皆経験することでしょう。

先生に対する信頼も大切です。こうなってしまうと学校の授業では120%の学習効果はもう得られません。

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結局受験生が学校を休んだり、サボったりするのはどうなのか

結論を言うと、これは答えが出ない問題です。

ただし、1つだけ言えるのは

「受験直前になって、学校サボるやつは落ちる」

という説明をする人は最悪です。少なくとも学校を休んで一人で勉強することによって得られるものは十分にあります。こういうことを言う人のことは基本的に信じなくて大丈夫です。ただ、学校に来させたいだけの主張ですから。

ここからは学校を休むことのメリット、デメリットを考えていきます。

受験生が学校を休むことのメリット

  • 学校で授業を受ける時間を使って自分のやりたい勉強が出来る

これにつきます。全国のライバルも学校に行っているわけですから、この時間で差を埋めることが可能です。

受験生が学校を休むデメリット

  • 学校に行かないことの不安
  • 友達との会話がなくなる

学校を休むデメリットは精神的な負担となってやってきます。

「学校に来ないと、落ちるよ。」という人はどんな高校でも必ず一人はいるでしょう。

そんなこと知るかと思っていても、いざ学校を休むとその言葉が呪いとなって頭の中で反芻されるのです。だからもう一度言います。

「受験直前になって、学校サボるやつは落ちる」

こんなことを言う人は最悪です。あなたに呪いをかけようとしています。

また、2つ目の友達の会話がなくなるというのも大きい精神的負担です。

やはり1人で孤独に勉強していると、日常的な会話も減るのでそこでストレスを溜めてしまう人も一定数います。

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意味ないことはない!受験生が学校を有意義に活用するためには

現実的な話をすると、そうそう簡単に毎日学校を休むことは出来ません。毎日学校を休んで勉強することを許す親は少ないでしょうし、何より担任から絶対何か言われます。

なので、結局嫌気を感じながら高校に通うという状況になるかと思います。

しかし、その状態のままでいるのはあまりにも勿体ないです。せっかく高校に行くなら、先ほど紹介したメリットデメリットを考えて、賢く生活する必要があります。

どういうことかというと、まず聞く必要のない授業は内職する。内職も出来ない授業は寝るか、ボーッと頭を休めておきましょう。

そして休み時間や体育などの授業はとりあえず友達と話したりして楽しみましょう。休み時間こそ勉強したいという人もいると思いますので、ここら辺は自分で上手く調整してください。

自分が合格するために何をすべきか考えることは必須!

今回は受験勉強するために学校を休んでもいいのか、というトピックで話していますが、これを考えている生徒は他の受験生よりも明らかに合格に近いと思います。

なぜなら自分が合格するためにはどうすればいいのかをしっかりと考えているからです。

ただ学校の授業と出された宿題をやっているだけで合格できるほど、大学受験は甘いものではありません。

どうすれば合格に近づける勉強ができるのか、より効率的に勉強するにはどうすればいいのかなどを自分で考えて実践することができるひとが、合格を掴んでいます。

筆者も受験時代はそんなことばかりを考えていましたが、やはり自分だけで考えるのは限界があったり、今だからこそわかる効率的な勉強法もあります。

そこで、より効率的に勉強するための方法をまとめた教材をご用意したので、ぜひ参考にしてほしいと思います。

東大生筆者の場合

僕は「正直あまり意味ないかな・・・」という授業がいくつかあったので、寝たりできる授業は寝ていました。内職も少し。。。あと、勉強したいと思って、たまに休んで塾にこもってた日も何日かありました。

受かったからいいものも、学校からすれば面倒だったのではないでしょうか・・・。

全く持って、僕のように生活しろとは言わないですが、全て学校の授業を信じるという姿勢は危ないかなと思います。自分の学力と精神的ストレスなどを考えてバランスよく生活しましょう。って感じです笑。

まとめ

結論、確かに成績を伸ばそうという強い思いがあると学校が邪魔と感じるのは当然です。

ただ、今回紹介した学校に行かないことで生じるデメリットも踏まえると、必ずしもサボることがいいわけではないとも言えます。

今回記事にした内容はデリケートな内容ですので、皆さんが自分自身で正しいと思える決断をしてください。

また、関連して受験生の定期テストとの向き合い方を書いた「受験生に定期テストは邪魔!勉強すべきでない3つの理由を東大生が解説」も併せて参考にしてみてください。

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