【2020】東大が求める推薦枠の学生とは?選抜方法からその対策まで解説!

皆さん、こんにちは!東大BKKです。

日本最高峰の東大も推薦入試を導入しているということを知っていましたか?

今回はあまり知られていない東大の推薦入試の実態を解説していきます!

いったいどんな学生が受験しているの?」「推薦枠の条件や選抜方法、日程はどうなっているの?

こんな疑問について答えていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

東大の推薦入試の概要をわかりやすく解説!

まずは東京大学の推薦入試がどのように行われているのかざっくりとその内容を解説していきたいと思います。

【2020】各学部の東大推薦募集人数

推薦入試の募集人数は各学部合わせて100名程度となっています。

東大の一般入試の特徴として、2年次に「進学振り分け」があるため入試の時点では学部を決める必要がありません。

しかし、推薦入試の場合は合格した学部への進学が前提となり、学部ごとに募集人数が決まっています。

法学部  10人程度
経済学部 10人程度
文学部  10人程度
教育学部 5人程度
教養学部 5人程度
工学部  30人程度
理学部  10人程度
農学部  10人程度
薬学部  5人程度
医学部  5人程度(うち、医学科3人程度、健康総合科学科2人程度)

しかし、実際には募集人数に対して合格者数が大きく下回ることがあり、今年も合格者数66人となっています。

【2020】東京大学の推薦入試選抜方法

東京大学の推薦入試では、各学部の求める書類選考、面接、センター試験の得点を総合的に評価して選抜されます。

重要となってくるのは、書類選考と面接でしょう。

東京大学の推薦入試受験資格と必要な書類とは?

全学部共通の必要な書類としては、「入学志願票」「志願理由書」「学校長からの推薦書」「調査書」が必要となってきます。

「調査書」とは単位と欠席確認が主な取得目的になっており、学習態度や学校生活について記述した書類のことです。自分の通っている高校に依頼して発行してもらい、東大に限らず推薦入試にはとの大学にも必要になってくる書類です。

なお、経済学部・教養学部・農学部・薬学部・医学部は「学習状況調査票」が必要になります。学習状況調査票は、英語力やコンテスト等での受賞経験など、客観的根拠を示せる情報をまとめる書類になります。

例としては、よく聞く数学オリンピックの成績やTOEFL,英検などの外国語に関する語学力の証明書、在学中に執筆した課題論文等が挙げられます。

各学部によって求められる資料の内容は異なりますので、東大が発表する受験要項をしっかりと読むことが大切となってきます。

受験資格は各学校から男女一人ずつと決められており、当該学部の学問分野に対する強い関心のある学生が推薦されます。

書類選考が1次選考となり、これに通った受験生のみが2次選考の面接を受験することができます。

東大推薦入試で行われる面接の内容とは?

東大の推薦入試で行われる面接は学部によって様々ですが、他大学の一般的な面接とは難易度が異なってきます。

昨年の各学部の面接を見てみると、文学部では1日目に小論文があり2日目にはこれまでの活動についてプレゼンテーションを行い、それに対する質疑応答が面接の課題でした。

法学部ではグループディスカッション及び個別面接を行いました。グループディスカッションではその場で与えられた課題について議論してもらい,論理的思考力,発想力,コミュニケーション能力などを審査します。

どれも一筋縄ではいかないものばかりですが、在学中に努力して客観的成果をあげたことの発表の場としての役割を担っているそうです。

東大推薦入試にはセンター試験は何割必要?

東大推薦入試の受験要項には、「大学入試センター試験は,入学後の学修を円滑に行い得る基礎学力を有しているかどうかを判断する観点から,概ね8割以上の得点であることを目安とします」との記述があります。

つまりセンター試験はむやみに高得点を取る必要はなさそうです。

逆にこれからわかることは、総合的な学力よりもある分野において突出した学生を東大は求めていることがわかります。

推薦入試実施日程とその流れ

平成31年度のものを参考に見ていきましょう。

平成30年 10月16日~11月6日 インターネット出願登録

     11月1日~11月6日    出願書類・資料の郵送受付

     12月3日       第1次選考結果発表

     12月15日・16日    面接等実施

平成31年 1月19・20日    大学入試センター試験

      2月13日      最終合格者発表

      2月13日~2月19日 入学手続き

東京大学が求める推薦入試受験者の学生像とは?

大学受験で合格するための方法は、大学が求めることを理解し、その学生になることが最短の近道です。

ここからはなぜ東大が推薦入試を導入したのか、どのような学生像を理想としているのかについて解説していきます。

東大が推薦入試を導入したその理由とは?

東大で推薦入試が導入されたのは実は最近のことで、2016年度からスタートしました。

以前ははセンター試験に加えて、二次試験では英・数・国・理科または社会と科目数の多い試験を行う一般入試だけでした。

このことから東京大学は総合的な高い学力を持った学生を求めてきたことがわかります。

しかし、近年首都圏出身者が半分、私立高校卒が3分の2、男子が8割などという学生の画一化が見られるようになり、多様化を求めるようになりました。

そこで総合的な学力だけではなく、ある分野に秀でた学生を集めるために導入されたのがこの推薦入試なのです。

東大が求める推薦入試の理想の学生像

東大で推薦入試が導入された背景からわかるように、推薦での理想の学生像とは「自分の興味のある分野において意欲的に学び、東京大学でもさらに専門的に学びたいという強い思いのある学生」です。

推薦入試の受験要項にも、「東京大学が求めているのは,本学の教育研究環境を積極的に最大限活用して,自ら主体的に学び,各分野で創造的役割を果たす人間へと成長していこうとする意志を持った学生」との記述があります。

また、「入学試験の得点だけを意識した,視野の狭い受験勉強のみに意を注ぐ人よりも,学校の授業の内外で,自らの興味・関心を生かして幅広く学び,その過程で見出されるに違いない諸問題を関連づける広い視野,あるいは自らの問題意識を掘り下げて追究するための深い洞察力を真剣に獲得しようとする人」とも書かれています。

東大の推薦入試対策とは?

上記で述べた学生の理想像は全学部に当てはまることですが、受験要項には各学部の求める学生の詳細が書かれています。

そのためまずは自分の行きたい学部が何を求めているのか、それを理解しましょう。

東大では「自分が興味のあること」にどれだけ意欲的に取り組めたかが評価されるので、それに対して全力で取り組み、客観的評価のためコンクールで発表するなども重要です。

また高い英語力も必要なのでTOEFLや英検なども積極的に受けるようにしましょう。

推薦入試の専門塾もあるので参考にしてみてください。

https://aogijuku.com/

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は東大の推薦入試について解説してきました。

東大から何を求められているのか、それを理解して努力するのが合格への近道です!

ぜひみなさん頑張ってください。

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