大学入試の面接のコツを東大生が解説!面接官の印象をアップするためには?

こんにちは、東大BKKコンテンツ編集部です。

大学入試で面接の試験があるのだけれど、どのような対策をすればいいかわからない…」「あがり症で、面接の時には頭が真っ白になるかも…

 あなたは今このように感じてませんか?

 

この記事では、「面接試験の対策をする上で重要なポイント」「面接で頻出の質問」などを詳しく紹介しています。

記事を読んで、対策を行えば面接試験への対策方法・心構えがわかり、不安は和らげられるでしょう。

あなたの面接試験がうまくいくことを願っています。

大学受験における面接とは

多くの国公立・私立の受験では、筆記試験の点数のみで合否が決定されます。つまり、多くの受験生は面接試験を受けることなく大学に入学するのです。

では逆に面接試験が課されるのはどのような人なのでしょうか。

まず一つは、推薦入試・AO入試といった受験生の「人柄・実績」を重視して合否を判断する入試です。このような受験方式の場合、いわゆる「頭の良さ」よりも「人間性・大学の教育理念との合致」が重視されます。これらを判断するには志望理由書やペーパー試験だけでは、判断できませんよね。そこで面接試験が課されるのです。

そして近年増えてきているのが、国公立・私立問わず「医学部」での面接試験です。これは、将来に医師としyて求められるコミュニケーション能力を見るものとされており、ペーパー試験のできに関わらず不合格とされる場合がるのです。

このように今後も、大学受験において面接が要求される可能性は低くありません低くありません。

面接を受けるまでのポイント

想定回答を作成しておくべきか

受験生がしばしば疑問にあげるのが、面接の頻出質問に対して想定回答を作成しておくか、ということです。結論としては、

要点をまとめたメモは作っておく

ということになります。つまり、想定質問に対して話の核にする部分だけはあらかじめしっかりと決めておくべきなのです。

やはり、面接時に志望理由など基本的な質問に対して最初から口ごもったり、考えていたりすると、面接官は、「この人は面接の対策を何もしていない=本校のことを本気で考えていない」というように感じます。これでは第一印象から最悪です。

一方で、想定質問に対して考えた作文を丸々そのまま読むという暗記型も避けるべきです。

もちろんスラスラと喋れることに越したことはありません。しかし、暗記したものをそのまま言おうとすると、どうしても早口になったり、「思い出す」ことに意識が集中してしまいます

すると面接で最も重要な「伝える」ことがおろそかになってしまい、面接官も不快に感じるでしょう。面接は、質問に対して適切に答えることができるかを見ているという面もありますが、大前提はコミュニケーションです。

面接官は、相手と意思疎通をしようとしているか、意思疎通する気はあるか、を見ているのです。

したがって、回答を完全に暗記するのではなく、相手とのコミュニケーションを意識しながら、話の核を中心に考えながら伝えることが重要になります。

心構え

そして試験当日、面接前の心構えはどのようになるでしょう?

まず、過度に緊張してはいけません。  などと、書いてある記事を読んではいけません(笑)。

そもそも緊張度合いは人それぞれですし、その緊張をコントロールすることは不可能です。特に面接が点数化される試験では、ペーパー試験を受ける時と同じくらい、もしくはそれ以上の緊張を感じると思います。

このような場面で、「緊張しないようにしよう!」とマイナス思考で考えるのはナンセンスです。人はネガティブなことを考えていると、行動もネガティブ・悪いものになりやすいです。

そうではなく、

「面接官とコミュニケーションをとろう!」

という風に、面接をプラス思考で考えてみてください。もちろん、評価されていることへのプレッシャーもあるでしょうが、それ以上にコミュニケーションが大切です。

面接時のポイント

それでは具体的に面接が始まってからは、どのようなところがポイントになるのでしょうか?

目を見て話す

面接で最大のポイントは、

面接官の目を見て話す

という点です。

面接官の目を見て話す、ということ以上に重要なことはありません。繰り返しになりますが、結局面接試験では「コミュニケーションを取ることができるか」、ということが大前提になっているのです。質問に対して適切な答えを返せるか、自分の考えを明確に示せるか、などはその次です。

おそらく多くの人は、自分はできているから関係ない、と思ってしまいがちですが、本当にできているでしょうか?特に面接では「考えながら」答える必要があります。この「考えている時」ついつい相手の目以外の場所を見て考えていませんか。そして、そのまま質問に答えていませんか?

質問に対する答えを考えるときに、少々視線を外すこと自体は全く問題ないと思います。しかし、答えるときには再度面接官の目を見て答えるようにしましょう。多くの人は視線を外したまま答えてしまいがちですが、それではマイナスの印象しか与えてしまいます。

したがって、面接練習の時には、①答えを考える時に視線を外し②答える時に再度視線を戻す、ということを特に意識してください。

答える内容について

そして、目線を合わすことができれば答える内容がポイントになります。と言っても先述の通り、質問に対する答えを完全に暗記することはできませんし、望ましくもありません。

つまりその場で考えるしかないのです。では、その場で考えて答える時のポイントを説明します。

  1. まず結論を話す
  2. 一文一文は短くする
  3. はっきりと話す

高校生にもなると、初見の質問に対しても、緊張しながらでもそれなりに答えることができます。しかし、考えがまとまらないうちに話し出してしまうので、ついつい最初の一文が冗長になってしまいがちです。

例えば、「消費税率の増加についてどう思いますか?」という質問に対して、

「私は、、、、5月から消費税率が増加しますが、現在の不況や前回の増税時の経済効果などを総合的に考えると、5月の消費税率増加には反対です。」

といった答えをしがちです。しかし、これでは文の構造として不明瞭ですし、何が言いたいのかがよくわかりません。

まず「私は、消費税率増加に反対です。」という主張をはっきりとさせた上で、「理由は〜だからです。」という形で付け加えていきましょう

このように、一文一文は短くしましょう

また最後の3番は、話し方の問題になります。これはシンプルで「はっきり」と話すようにしましょう。もし答えに自信がなければ、短い文で構いません。

むしろ、内容があってもボソボソと話していると、面接の前提である「コミュニケーション」が成立するかすら危しくなります。

たとえ話す内容が薄かったとしても、

「面接官の目を見て」「はっきりと」話せば

好印象を残すことができます。

入試の面接で頻出の質問

入試で頻出の質問は以下の5題になります。少なくとも、この5題については要点を「しっかりと」まとめておきましょう。

  1. 志望理由
  2. 高校で一生懸命取り組んだこと
  3. 大学で学びたいこと
  4. 自己PR(長所と短所)
  5. 時事ニュースについて

特に難しいのは、「自己PR」と「時事ニュース」についてです。

まず、自己PRについては、自分を見つめ返す機会にするのも良いですが、周囲の人に聞いた方が、早くなおかつ客観的です

そして、時事ニュースについては、日頃から情報蒐集を行っておく必要があります。しかし、日頃ニュースを漠然と聞いていても、入試で自分の考えを述べることは難しいでしょう。

だからこそ、きちんと聞かれた時に答えられるような要点のメモを作っておく必要があるのです。

まとめ

いかがだったでしょうか。「たかが面接、されど面接」です。しっかりと対策を練った上で、「面接官とコミュニケーションをとる」ということを忘れずに、試験に臨んでください。

あなたが志望校に合格することを願っています。

 

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