7回読み勉強法は効果なし?現役東大生がやり方を徹底解説!

皆さんこんにちは、東大BKKです。

今回は「7回読み勉強法のやり方」「7回読み勉強法の効果」「7回読み勉強法のメリット・デメリット」について解説していきます。

「7回読み勉強法」に聞き覚えがない受験生もいるかもしれませんが、この記事では丁寧に説明していくので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事が受験生の皆さんのお役に少しでも立てば幸いです。

「7回読み勉強法」とは

7回読み勉強法」。あなたはこの勉強法を知っていますか?

「7回読み勉強法」を紹介した『東大主席弁護士が教える「7回読み」勉強法』(PHP研究所)はベストセラーとなったため、名前だけでも聞いたことがあるという人もいるでしょう。

2chでも話題になるなど、その効果の有無についてたくさんの議論が繰り広げられています。

「7回読み勉強法」とは山口真由氏が提唱している勉強法で、その名の通り教科書やテキストを7回流し読みすることで内容を記憶に完全定着させるという非常にシンプルな勉強法です。

では、この「7回読み勉強法」を提唱されている山口真由氏はどのような方なのでしょうか?

「7回読み勉強法」の提唱者、山口真由氏

『東大主席弁護士が教える「7回読み」勉強法』の著者である山口真由氏は、筑波大学附属高等学校を経て、東京大学法学部を主席で卒業されました。

しかも大学在学中には「旧司法試験」並びに「国家公務員採用Ⅰ種試験」に合格しているという物凄い方です。東京大学卒業後は財務省官僚を経て弁護士となり、その後ハーバード大学のロースクールで修士(法学)を取得されています。

いわば東大の中のエリート中のエリートなのです。

そんな山口真由氏が過去に実践してきたという「7回読み勉強法」、非常に気になりますよね。

本当に7回読み勉強法が効率的なのかどうか、以下詳しく解説していきます!

「7回読み勉強法」のやり方を1つずつ解説!

「7回読み勉強法」ではその名の通り教科書やテキストを7回流し読みする勉強法なのですが、7回それぞれで読む時に意識しなければいけないことが違ってきます。

1回目

初めてテキストを開き、最初にする流し読みでは本文の内容に気をとられることなく、各章のタイトルや見出しを流し読みしていきます。タイトルや見出しの漢字を頭に写す感じでテキストの全体像を把握します。

E判定から逆転合格するための勉強計画とは
(↑紹介ページに飛びます)

「読む」というよりかはパラパラと「眺める」といった感じでしょうか。

2回目

1回目と同様、漢字を意識しながらサラッと流し読みをします。1回目で大まかな全体像がつかめている分、ここではテキストのより細かな構造が頭に入ってきやすくなり、内容が捉えやすくなります。

3回目

1回目・2回目と同様にもう一度流し読みをします。この段階でもまだ内容を理解するように読むのではなく、あくまでも「流し読み」だけです。

3回目の流し読みを終えたらテキストの構造が詳細に頭の中に入っているはずです。本文の内容は理解していなくとも、どこらへんのページにどの見出しがあって、この図表やグラフはここら辺にあったなあということが把握できるようになるはずです。

4回目

3回の流し読みを終えたら今度は内容を理解していく作業に入ります。

4回目ではテキストの中のキーワードや大切なポイントに着目して普通の速さでテンポよく読んでいきます。4回目ではまだ内容の理解が進まなくてもOKです。

5回目

ここでも文中のキーワードやポイントに着目する点では4回目と同じですが、今度はキーワードとキーワードに間にかかれている説明文まで意識しましょう。これによって段落ごとの要項を掴んでいくという形になります。

6回目

5回目まででキーワードの説明がある程度掴めたので、6回目ではより細かな部分を読んでいきます。要旨を説明している箇所がどこにあるのかを探しながら読み、文章の要約を頭の中で組み立てていきます。

7回目

最後の1周です。7回目では、先に頭の中で組み立てた文章の要約を思い出し、読み進めながらそれが合っていたかどうか答え合わせをする感じで読み進めていきます。ここまででしっかりと文章の意味を理解し、脳に定着させます。

1回目〜7回目までのまとめ

「7回読み勉強法」では全部で7回読みますが、1回ごとにその目的は変わってきます。目的は大きく分けて3つあります。

  • 1回目〜3回目でテキストの全体像を大まかに把握すること
  • 4回目〜5回目でキーワードやその説明を把握することで、理解度を2割程度から8割程度まであげる
  • 6回目〜7回目で全体の要約を交えつつ、細部の最終確認をする

といったようになっています。

東大BKKの記事では繰り返し述べていますが、「7回読み勉強法」を実践するときも、勉強計画を立てて効率的に勉強を進めるということを忘れないようにしましょう。勉強計画の立て方については「勉強計画ノートの作り方書き方を解説|東大生の1日の勉強スケジュールも」をぜひ見てください!

勉強計画ノートの作り方書き方を解説|東大生の1日の勉強スケジュールも

「7回読み勉強法」の提唱者、山口真由氏

『東大主席弁護士が教える「7回読み」勉強法』の著者である山口真由氏は、筑波大学附属高等学校を経て、東京大学法学部を主席で卒業されました。

しかも大学在学中には「旧司法試験」並びに「国家公務員採用Ⅰ種試験」に合格しているという物凄い方です。東京大学卒業後は財務省官僚を経て弁護士となり、その後ハーバード大学のロースクールで修士(法学)を取得されています。

いわば東大の中のエリート中のエリートなのです。

そんな山口真由氏が過去に実践してきたという「7回読み勉強法」、非常に気になりますよね。

本当に7回読み勉強法が効率的なのかどうか、以下詳しく解説していきます!

「7回読み勉強法」のやり方を1つずつ解説!

「7回読み勉強法」ではその名の通り教科書やテキストを7回流し読みする勉強法なのですが、7回それぞれで読む時に意識しなければいけないことが違ってきます。

1回目

初めてテキストを開き、最初にする流し読みでは本文の内容に気をとられることなく、各章のタイトルや見出しを流し読みしていきます。タイトルや見出しの漢字を頭に写す感じでテキストの全体像を把握します。

「読む」というよりかはパラパラと「眺める」といった感じでしょうか。

2回目

1回目と同様、漢字を意識しながらサラッと流し読みをします。1回目で大まかな全体像がつかめている分、ここではテキストのより細かな構造が頭に入ってきやすくなり、内容が捉えやすくなります。

3回目

1回目・2回目と同様にもう一度流し読みをします。この段階でもまだ内容を理解するように読むのではなく、あくまでも「流し読み」だけです。

3回目の流し読みを終えたらテキストの構造が詳細に頭の中に入っているはずです。本文の内容は理解していなくとも、どこらへんのページにどの見出しがあって、この図表やグラフはここら辺にあったなあということが把握できるようになるはずです。

4回目

3回の流し読みを終えたら今度は内容を理解していく作業に入ります。

4回目ではテキストの中のキーワードや大切なポイントに着目して普通の速さでテンポよく読んでいきます。4回目ではまだ内容の理解が進まなくてもOKです。

5回目

ここでも文中のキーワードやポイントに着目する点では4回目と同じですが、今度はキーワードとキーワードに間にかかれている説明文まで意識しましょう。これによって段落ごとの要項を掴んでいくという形になります。

6回目

5回目まででキーワードの説明がある程度掴めたので、6回目ではより細かな部分を読んでいきます。要旨を説明している箇所がどこにあるのかを探しながら読み、文章の要約を頭の中で組み立てていきます。

7回目

最後の1周です。7回目では、先に頭の中で組み立てた文章の要約を思い出し、読み進めながらそれが合っていたかどうか答え合わせをする感じで読み進めていきます。ここまででしっかりと文章の意味を理解し、脳に定着させます。

1回目〜7回目までのまとめ

「7回読み勉強法」では全部で7回読みますが、1回ごとにその目的は変わってきます。目的は大きく分けて3つあります。

  • 1回目〜3回目でテキストの全体像を大まかに把握すること
  • 4回目〜5回目でキーワードやその説明を把握することで、理解度を2割程度から8割程度まであげる
  • 6回目〜7回目で全体の要約を交えつつ、細部の最終確認をする

といったようになっています。

東大BKKの記事では繰り返し述べていますが、「7回読み勉強法」を実践するときも、勉強計画を立てて効率的に勉強を進めるということを忘れないようにしましょう。勉強計画の立て方については「勉強計画ノートの作り方書き方を解説|東大生の1日の勉強スケジュールも」をぜひ見てください!

勉強計画ノートの作り方書き方を解説|東大生の1日の勉強スケジュールも

たしかに「7回読み勉強法」は効果があるとされている

ここまで「7回読み」の詳しいやり方を解説してきました。

しかし、こう思う人もいるはずです。「なぜ注目する点を変えながら7回も読まなければいけないのか?」と。

実はこのやり方、科学的にも正しいことがきちんと証明されているのです。

エビングハウスの忘却曲線

これはドイツの心理学者であるヘルマン•エビングハウスが発表したものです。無意味な音節を記憶したのち、時間の経過でどれだけ忘れるかを数値化したものです。その結果が以下のグラフになります。

エビングハウスの忘却曲線によると、人が学習したことは

  • 20分後には42%を忘れている
  • 1時間後には56%を忘れている
  • 9時間後には64%を忘れている
  • 1日後には67%を忘れている

ということになります。ただし、この実験は意味のない音節を記憶させた実験だったので、勉強したいテキストの内容をこの通り忘れていくかというとその通りではありません。

しかしどちらにせよ時間が経てば経つほど記憶から抜けていくのは間違いありません。

忘却曲線を踏まえた最適な復習タイミング

先ほどのグラフにもあったように、復習をしないと人は覚えたことをどんどん忘れていってしまいます。では、どのように復習するのがいいのでしょうか。次のグラフはカナダのウォータールー大学の研究結果です。

この研究結果によれば、

  • 学習後1日以内に10分間復習をするだけで記憶がほぼ100%まで回復する
  • 学習後1週間以内に5分間復習をするだけで再度記憶がほぼ100%まで回復する
  • 学習後1ヵ月以内に2〜4分間復習をするだけでまた記憶がほぼ100%まで回復する

といったデータが示されています。このように何度かに分けて復習をすることで記憶の定着率が格段に上がるのです。

これが学習をしながら復習も同時に行う「7回読み勉強法」の原理なのです。

東大生筆者の思う「7回読み勉強法」のメリット

筆者はこの勉強法には3つのメリットがあると考えています。

  1. ただ読んでいくだけで良い
  2. テキストに慣れる
  3. 途中でつまずきにくい

1つずつ見ていきましょう。

ただ読んでいくだけで良い

これは「7回読み勉強法」の特徴でもあります。最初は特に意味を理解していく必要はなく、ただ字面を追っていけば良いという点に関しては脳や精神的な疲れを感じずに進めていくことができるのではないでしょうか。

テキストに慣れる

買ったテキストを最初に読むときは、当然ですが内容の知らないページばかりです。これを最初からじっくり読んでいこうとなると結構疲れてしまします。

そこで最初は流し読みを何度もすることでテキストに対する抵抗感を無くし、あたかも慣れ親しんだテキストであるかのようにすることができます。これによってストレスを無くし、モチベーションを維持できるのです。

途中でつまずきにくい

「7回読み勉強法」では、毎回注目すべきポイントは違えどただひたすらテキストを読んでいくことになります。

最初からテキストをじっくり読んでいき、難しい章が出てきた途端に挫折してテキスト自体を放棄してしまったという経験はないでしょうか?

本当はその章だけが難しいという場合でも、それ以降も全部が難しいと思い込んでしまうことがあります。

しかし、「7回読み勉強法」では最初に全体像を捉えることで内容を理解していくうちに1部難解な所があってもつまづかずに読み進めていくことができます。

東大生筆者の思う「7回読み勉強法」のデメリット

この勉強法にはメリットもありますが、デメリットもあります。

  • 「何となく」でしか分かっていなかった
  • 時間効率が悪い
  • 挫折しやすい
  • 教科によっては使えない

この4点を挙げてみました。それでは1つ1つ見ていきましょう。

「何となく」でしか分かっていなかった

テスト前に教科書を何周も読んで完璧に覚えてテストに臨んだのに、いざ解いてみると実は全く覚えていなかった・・・。

皆さんはこんな経験をしたことがありませんか?

本当は教科書の大まかな全体像しか分かっていなかったのに、細部まで理解していると勘違いしてしまう。こんな現象に陥る人は少なくありません。

常に「自分は本当に分かっているのか」という意識を持ちながらテキストを読み進めなければこの勉強法は成功しないでしょう。

時間効率が悪い

この勉強法ではどんなことがあってもテキストを最低7回は読み直さなければいけません。

もし自分がテキストについて4〜5で理解してしまった場合、残りの読み直した時間は無駄になってしまします。これではとても効率の良い勉強法とは言えないでしょう。

挫折しやすい

これは何となくわかるかもしれませんが、同じテキストを7回も読み直さなければいけないのです。難しいテキストならなおさらなのですが、忍耐力と強い精神力を持った人でないと7回の反復に耐えきれないと思います。

自分も試しに7回読みをやってみたのですが5回目の反復で飽きてきてしまい、結局モチベーションを維持できませんでした。

教科によっては使えない

この「7回読み勉強法」は当然ですが数学の問題集には使えないでしょう。数学の問題集で7回読みをしても意味がありません。最初から1問ずつ解いていくのが普通だと思います。

このように「7回読み勉強法」に適した教科と適さない教科があります。

7回読み勉強法のコツは?おすすめ教材は教科書?

「7回読み勉強法」のコツとして、教科書選びをしっかりするということです。これがおろそかになってしまうとどの後の勉強に支障が出てしまします。

「7回読み勉強法」では自分で決めた1冊のテキストを最後まで使い切りましょう。途中で他のテキストに目移りしてはいけません。そのためにも、最初に選ぶテキストは学習内容が多く載っており、学習しようとする分野をきちんとカバーしているものでなければいけません。

山口真由氏は、大きな書店の大量の参考書の中から吟味して最良のテキストを選ぶように勧めています。

実際、「7回読み勉強法」は効果があるのかないのか

これまで「7回読み」は科学的な根拠に基づいていることやメリットとデメリットがあることを紹介してきました。。

では、実際に7回読みをした時に効果があると言い切れるのかということが気になるでしょう。

結論から言えば、「人それぞれ」であるということです。たしかに科学的には正しいかもしれませんが、このやり方が万人に当てはまる方法であるとは思いません。

今までずっと「7回読み」を継続してきた山口真由氏にとってはとても簡単な方法なのでしょう。しかし7回も同じテキストを読み直すという作業は非常に根気がいります。

自分もそうだったのですが、テキストを1回目からきちんと読んでいくタイプの人には向かないのかもしれません。

ですが「7回読み」が向かない人も、この勉強法の優れた点は取り入れましょう。

複数回読み直すことには絶対効果があります。

先ほどまでに散々説明してきましたが、人は復習しないと忘れていく生き物です。この「7回読み勉強法」で取り入れられている、復習しながら同時に内容の理解を含めるという方法は是非皆さんも取り入れましょう!

また、他の勉強法については「【合格の秘訣】東大生の勉強法25選!やらなきゃよかった勉強法も」で紹介しているので、ぜひ自分にあった勉強法を見つけてくださいね。

【合格の秘訣】東大生の勉強法25選!やらなきゃよかった勉強法も

【東大BKK推薦】効率的な勉強計画を作る方法
(↑紹介ページに飛びます)

まとめ

今回は「7回読み勉強法の効果」「7回読み勉強法のメリットとデメリット」を中心に解説しました。

科学的に効果があると証明されている「7回読み」ですが効果があるかないかは「人それぞれ」です。

ですが、ぜひ「7回読み」を1度試してみて、自分に合った勉強法か確かめてみても良いのではないでしょうか。

自分だけの勉強計画が
欲しい人へ

受験に必要なのは信頼できる先生でも塾でもありません。

合格から逆算した勉強計画です。

あなただけのオリジナルの勉強計画が欲しい人はぜひ、

【むー監修】オリジナル勉強計画で勉強を効率化する方法
(↑紹介ページに飛びます)

をご覧ください。

→まずはオリジナル勉強計画の
具体的な内容を見てみる

RELATED