皆さんこんにちは、東大BKKです。
- 「東大入試ってどういう科目があるの?」
- 「東大二次試験のそれぞれの科目の対策教えて欲しい・・・」
- 「模試とか併願校とか、そこらへんのことも知りたい!」
あなたもこんな疑問や悩みを抱いていませんか?
今回は【東大入試の対策】を完全解説します!具体的には
- 東大生のセンター試験
- 二次試験科目別対策
- 模試、参考書などのコラム
大きく3つにわけて説明します。これを読めば、東大入試対策が120%理解できます!
目次
東大入試の日程【2019年度版】
かんたんに説明すると、
センター試験→二次試験
ですが細かいところまでまとめると、2019年度版東大入試の日程はこうです。
- センター試験1/19,20
- (センター利用入試出願)
- 東大出願1/28~2/6
- 第一次選抜(足切り)発表2/13
- 私立受験
- 東大二次試験2/25,26(27)
- 合格発表3/10
「【2019年版】東大入試の日程を解説!受験生もこれでもう迷わない!」で紹介。
東大入試の科目
東大入試ではセンター試験で英数国理社が文理問わず必要です。
↑のグラフが文系の場合、社会が200点(2科目)、理科が100点(基礎2科目)となります。
二次試験では文系が
- 英語
- 数学
- 国語(現古漢)
- 社会(日本史、地理、世界史から2科目)
で、理系が
- 英語
- 数学
- 国語(現古漢)
- 理科(物理、化学、地学、生物から2科目)
となります。
「【初心者用】東大の受験科目を現役生が解説!入試までの流れがわかる!」で紹介。
東大受験生のセンター試験
東大受験生のセンター試験で大きく注意すべきは以下4点です。
- 合格者平均点
- 足切り
- 圧縮のしくみ
- 勉強をはじめるタイミング
合格者平均点と足切り
合格者平均点ですが、毎年9割程度です。
東大が公式発表する足切り突破者の平均点はこんな感じ。
足切り突破者の平均点 | 文1 | 文2 | 文3 |
2018 | 756 | 781 | 789 |
2017 | 764 | 777 | 788 |
足切り突破者の平均点 | 理1 | 理2 | 理3 |
2018 | 802 | 785 | 793 |
2017 | 795 | 778 | 797 |
ただ、実際にはセンター試験が730点程度でも受かる人はいるし、760点台はざらにいます。それは東大のセンター圧縮があるからです。
なので、東大受験生が「センター810点を至上命題に!!」といった勉強をするのは非効率的です。
年度 | 文1 | 文2 | 文3 |
2018 | 582 | 703 | 738 |
2017 | 571 | 623 | 732 |
年度 | 理1 | 理2 | 理3 |
2018 | 715 | 717 | 630 |
2017 | 660 | 701 | 695 |
これは直近2年の足切り点の推移です。
最悪でも、この足切り点を上回れば二次試験で挽回可能です。
「東大受験生のセンター合格者平均点からみる目標点と本音を東大生が語る」で紹介。
圧縮のしくみ
二次試験で挽回が可能なのは東大のセンター圧縮のしくみがあるためです。
素点 | 圧縮した換算点 | |
センター試験 | 900点 | 110点 |
二次試験 | 440点 | 440点 |
↑の表が全てです。
センター試験:二次試験=1:4なので、二次試験の勉強をするのが合格の近道です。
「東大入試のセンター試験圧縮のしくみを現役東大生が解説【初心者向け】」で紹介。
センター試験の勉強をはじめるタイミング
2019年だとセンター試験は1/19,20に実施と例年より遅めです。
クリスマスから大晦日までに理社の暗記事項を完璧にして、1月の残り期間で英数国をしっかり固めていくのが一般的な受験生の方針になるでしょう。
まとめ
東大のセンター試験については、「東大受験生のセンター試験を完全解説!科目や足切りを把握してサクッと攻略♪」という記事で今回ふれた、科目(センターリスニング)、配点、足切り、圧縮などについて詳しく話しています。
東大二次試験科目別対策
東大英語
東大英語は120分間で、120点満点の試験。
最終日の最終科目なので、疲れている受験生がほとんどですが、ここで気を抜いたら大きくライバルと差をつけられてしまいます。
対策としては、単語、リスニング、英作文、文法、長文読解、すべての力総合的な英語の力が試されます。
「東大英語の勉強法と参考書リスト〜二次試験ラストで失敗しない方法〜」で紹介。
東大理系数学
東大理系数学は150分間で、120点満点の試験。
理系1日目、最終科目で、東大理系数学で成功すればその勢いで2日目もこなし、グッと合格に近づきます。
対策としては、頻出分野を知ってそこに特化した勉強をしていくことになります。
「【超本質】入試数学満点の理3生による東大理系数学の勉強法と参考書」で紹介。
東大文系数学
東大文系数学は100分間で80点満点の試験。
文系1日目、最終科目で理系同様、ここで成功すればそのまま合格まで勢いをつけられます。
対策は頻出分野を知って、特化した勉強をすること。とくに文系は頻出分野が固定的なので、対策しない手はありません。
「【東大文系数学】傾向と対策を入試4完の東大生が解説!【おすすめ参考書も】」で紹介。
東大国語
東大国語は文系150分120点、理系100分80点です。
東大二次試験初日の1科目めなので、緊張している受験生がほとんど。ここを失敗せずに切り抜けることが合格には必須です。
「【現古漢】東大国語の対策と勉強法【失敗せずに次の数学をむかえる】」で紹介。
東大現代文
東大現代文は文理共通で40点満点(公式発表ではない)。
東大現代文といえば、林修先生です。対策としては東大特進の林修先生の授業を受けるのがベスト。
「東大現代文の勉強法と参考書リスト【林先生の授業を受けましょう】」で紹介。
東大古文
東大古文は文系30点、理系20点(公式発表ではない)。
古文は単語暗記して、鉄緑会の過去問集をすみずみまで読み回すのがベストな対策です。
「東大古文の勉強法と参考書リスト【鉄緑会の過去問で対策OK】」で紹介。
東大漢文
東大古文は文系30点、理系20点(公式発表ではない)。
東大漢文は簡単なので、古文同様、句法句形の暗記と鉄緑会の過去問だけで十分。それ以上はむしろコスパが悪いことも。
「めざせ満点!東大漢文の勉強法と参考書リスト【過去問は簡単です】」で紹介。
東大日本史
東大日本史は60点満点で1問15点の4問構成です。
特徴は、資料分を分析しその場での思考力が問われる記述問題。他大学にはない東大ならではの出題です。
対策としては、野島先生の東大対策関係のものをセットで受講、購入するのが手取り早いです。
「【完全版】東大日本史の傾向と対策からわかった勉強法と参考書を現役東大生が解説!」で紹介。
東大地理
東大地理は60点満点で1問20点の3問構成です。
特徴は、過去問と類似の問題が頻出であること。帝国書院の教科書の記述がそのまま解答になるケースがあることです。
対策としては、過去問研究が命です。
「東大地理で7割/40点overを取る!東大地理偏差値70が教える勉強法」で紹介。
東大世界史
東大世界史は60点満点です。
- 大論述
- 中論述
- 一問一答
の3問構成です。
第1問(大論述)は難しく、点数が来ないので、第2,3問の勉強をするのが効率的です。
「東大世界史の対策と参考書を現役生が徹底解説!過去問はいつから?」
東大受験に役立つコラム
参考書
「東大対策」と称して世の中には東大用の参考書が溢れています。なので、受験生は情報をゲットするのではなく、溢れる情報を取捨選択する力が必要です。
そんな時に役立つのが実際に使っていた東大生の具体例です。「現役東大生が選ぶ、東大志望向け参考書おすすめリスト【受験生必読】」では柴田さんに実際に使っていた参考書をおすすめ度をつけながらレビューしてもらっています。
模試
「駿台実戦」「河合オープン」「東進東大本番レベル」「代ゼミ東大プレ」←有名な東大模試たちです。
しかし、どの模試も難易度に差があり特徴を知っておく必要があります。
「東大模試の判定と難易度を比較【残酷な判定にだまされたくない人へ】」で紹介。
併願校
私立の滑り止めです。移動に時間がかかる地方受験生はセンター試験利用入試で合格して、じっくり東大対策をできるのがベストです。
「東大受験生の併願校はどこ?現役東大生が解説!〜滑りどめは早稲田のセンター利用?〜」で紹介。
高1、2
東大志望の高1、2の人は何をすればいいのかが、ネットにはなかなかないのが現状です。
「東大志望の高1、高2生の1日の勉強時間は?具体的な目安時間、点も紹介」で紹介。
必要な勉強時間
累計4400時間程度と算出できました。高3は平日5、休日10時間です。
「東大受験に必要な勉強時間は?いつから本格化?現役東大生が徹底解説」で紹介。
東大合格におすすめの塾
地方受験生は東大特進、都会の受験生は鉄緑会に入塾しましょう。
「東大受験生におすすめの塾、予備校を現役東大生が徹底解説【塾無しでは受からない?】」で紹介。
まとめ
いかがでしたか。今回は【東大入試完全対策】として話を進めました。
やるべきことが分かれば、あとは勉強計画を作って効率よく勉強して成績アップです!
勉強計画の立て方は「【東大生作】22の勉強計画テンプレート!成績のあがる学習計画表が作れる!」をご覧ください!
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