皆さんこんにちは、東大BKKです。
「部活と勉強の両立、ムリ!!」
「両立させるにはどうしたいい???」
あなたも今、こんなことを考えていませんか?
この記事では部活と勉強の両立をテーマに解説していきます。
両立できない原因からその対処法まで解説しているので、
これを読めば部活と勉強の両立については完璧です!!
目次
部活と勉強の両立が大学受験には不可欠
受験勉強もしなければいけないけど部活も頑張りたい、そのような受験生はたくさんいます。
しかし、部活を頑張りすぎるあまり勉強に身が入らない。そのようでは受験に成功する可能性は極めて低いと言えます。だからといって部活を今すぐ辞めろということでもありません。大事なことは、部活と勉強をいかにうまく両立させるかということです。
それは分かっているけど本当に部活と勉強の両立ができるのかと悩む受験生は多いと思います。部活と勉強の両立方法を、筆者の実体験を踏まえて解説していきます。
そもそも部活と勉強の両立をするには、高校3年生の時点である程度の受験勉強の基盤ができていないと非常に厳しいです。
高校3年生での1日の勉強時間の目安は、平日は学校での授業時間を除いて3時間前後、休日では6〜7時間となっています。
「受験生の1日の平均勉強時間を東大生が解説!難関大学には合計4000時間必要?」
こちらの記事で受験生の勉強時間について詳しくまとめています。
平日授業が終わった後の数時間で部活をし、帰宅後に夕食をとったりお風呂に入る時間を考えると毎日コンスタントに勉強し続けることは難しいと思います。また、運動で疲れて寝てしまい、勉強に集中できないといったことも考えられます。
そのため高校3年生で部活を続けたいなら、勉強一本に集中できない分、高2の段階から勉強を始めていないと間に合わない可能性が高いのです。
高3で部活を引退するまでは部活を優先して、引退したら勉強に打ち込めばいいと考えている人もいると思いますが、現実はそんなに甘くありません。引退後、受験までの残された短い期間で受験勉強を終わらせることは物理的に無理があります。
なので、高校3年生になっても部活を続けたいと思っている受験生は、高校2年生の段階で受験勉強を開始し、きちんと部活と勉強を両立させることが大事になってきます。
厳しいようですが、もし部活と勉強を両立させる自信がないとか、高3の段階で基礎が何も出来ていないという人は、大学に受かるためには部活を諦めなければいけないと思います。
部活と勉強の両立が出来ない原因は?
部活と勉強が両立出来ない(難しい)のには主に3個の要因があります。
- 部活に割く時間が長すぎる
- 部活がハードすぎて疲れてしまう
- 部活を言い訳にする
これら3つのことが原因でなかなか部活と勉強を両立させることが難しいのです。以下で1つずつ見ていきましょう。
部活に割く時間が長すぎる
部活と勉強を両立出来ない大きな原因として、部活をしている時間が長すぎて勉強時間をきちんと確保できないということがあげられます。
授業と部活以外の時間が取れず、塾に行きたくても行く時間がないといった声も聞きます。
また、まとまった勉強時間が取れるはずの休日に練習が入ってしまい、土日が丸々潰れてしまうことも珍しくありません。
一番多くの人に当てはまる原因だと思いますが、これでは受験に合格しましせん。
どうしたらいいか、対策は後ほど説明します。
部活がハードすぎて疲れてしまう
これもあるあるだと思うのですが、一日学校で授業を受けた後に部活動で体を思いっきり動かしていたらそりゃ疲れます。家に帰っても疲れきっていて勉強に手が付かないこともあります。
授業中に疲れて寝てしまい、1日集中できないこともあります。
部活を言い訳にする
部活が終わって家に帰って時間があったとしても、「今日は部活頑張ったから勉強はいいや」などと思っていないでしょうか。
模試やテストで思ったように点が取れなくても、「部活が忙しかったからしょうがないよね」などと思っていないでしょうか。
部活が忙しいとか、体を動かして疲れたとかいって部活を言い訳に使い、勉強から逃げてしまっている。そのようではこの先も勉強しないでしょう。
しかし、対処法はきちんとあります。後ほど解説するのでしっかり実践して勉強時間を作り出してください。
部活と勉強を両立する方法5選
部活と勉強の両立ができない原因を見てきましたが、ちゃんと対策方法はあります。
- 自分が勉強できる時間を見つけ出す
- 授業中は集中する
- 眠気をうまく処理する
- 効率の良い勉強方法を確立する
- 競争相手やサポートしてくれる存在を見つける
主にこの5つに分かれるかなと思います。それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。
自分が勉強できる時間を見つけ出す
これは部活と勉強を両立させる上で最も大事なことです。なんなら部活をやっていない受験生にも当てはまります。
学校が終わった後に部活をやっている人は物理的に時間がありません。そのような生活の中でいかに時間を見つけ出すかが重要になってきます。
集中してまとまった時間が大事になってきますが、部活を終えて帰宅した後の夜の時間帯はあまりお勧めできません。
なぜかというと、どうしても体が疲れているので脳が働かず集中できないからです。そんな中で勉強しても効率も最悪ですし、記憶が定着しません。
筆者の周りでも、部活終わりに塾に行っても集中できず、結局塾で寝てしまっているといった人もいました。
集中して勉強できるまとまった時間はなるべく朝にとったほうが効率が良いです。
なぜかというと、授業中などの日中の記憶は夜寝ている間に整理されて脳に定着するからです。そのため朝は疲れの取れたフレッシュな頭で集中することができます。
なので筆者は、朝型の生活リズムに切り替えることをお勧めします。
夜遅くまで起きて勉強するのではなく、その日の復習や次の日の予習を終えたら夜更かしをしないでさっさと寝てください。
その代わりに朝早く起きてまとまった勉強時間を取りましょう。朝起きて勉強してから学校に行くでもいいし、早めに登校して授業が始まるまでの時間を勉強に当ててもいいです。
また、電車やバスで通学している人はその移動時間を勉強に当てましょう。といっても電車のなかでテキストを開くのはなかなか難しいので、暗記系がお勧めです。
筆者は、朝の登校時間は絶対英単語を暗記する時間と決めていました。
授業中は集中する
これも大事なことですが、なかなかうまくいきません。しかし、受験に成功している人は皆これを当たり前のようにやっています。
部活と勉強を両立させようとするとどうしても睡眠時間が短くなってしまいがちです。そのため授業中に眠くなってしまい、全く集中できなくなってまうこともあるでしょう。しかし、これでは結局効率の悪い勉強法になってしまします。
授業中に学んだことは授業中に理解し、消化するのがベストです。もしわからないことがあれば授業後すぐに質問し、持ち越さないことが大切です。
「わかんなくても後でやればいいや」と思っているとタスクだけが溜まっていき、結局何もできずに終わってしまします。
また、授業中はしっかり集中し、部活の時は部活に身を入れてメリハリをしっかりするという習慣がつけば自然に勉強に集中する能力が身についてきます。
勉強時にしっかり集中することができれば勉強効率も上がっていきますし、模試の時でも最後まで集中して解ききる事ができるようになります。
眠気をうまく処理する
眠気というのは、特に部活をやっている人にとっては付いて回る問題だと思います。
眠い時に勉強をしても絶対集中できないし、結局時間だけがダラダラと過ぎてしまいます。もし眠くなってしまった時は潔く仮眠をとる事が大事です。
しかし、1つ大事なことは、「仮眠」にとどめておくことです。仮眠を取る際は15分までにしておきましょう。
それ以上眠ると今度は睡眠ホルモンが出てしまい逆に眠くなってしまします。15分にタイマーをセットしたら机などで寝るようにしましょう。
ベッドで仮眠をとって起きれる人はいいのですが、筆者はそのままベッドから起き上がれない人間だったので机で仮眠をとってました。
効率の良い勉強方法を確立する
自分にあった効率の良い勉強をするためには時間に対する意識を変える必要があります。これは慣れるまで時間がかかりますが、慣れたら格段に勉強の質が上がります。
当たり前ですが、皆1日24時間しかありません。しかも部活をしていない人に比べて部活をしている人はどうしても勉強時間が少なくなってしまします。そんな中で周りの受験生に勝つには質を高める以外に方法がありません。
部活と勉強を本当に両立させて大学受験に合格したいと思うなら、無駄な時間を最大限削ってください。朝起きて10分、20分とスマホを見ていませんか?その時間があったら英単語の5個や10個は覚えれるでしょう。部活が終わって家に帰ってきてからYouTubeをダラダラと見ていませんか?そんな時間があるなら数学や英語の問題を解く事ができます。
部活と勉強を両立できない原因のところでもお話しましたが、結局は言い訳をして逃げているだけなのです。本当に志望大学に合格したいならその意識を変えてください。これから先の人生の分岐点となる大学受験のためにちょっとの間も我慢できないようであれば受験は厳しいと思います。
競争相手やサポートしてくれる存在を見つける
「受験は団体戦」とよく言われます。最終的に試験を受けるのは自分ですが、その過程では様々な人に支えてもらっています。
一番に思いつくのは部活仲間でしょうか。
部活で毎日競い合っている仲間は、勉強の時でも心の支えになると思います。学校で自習をするときも一人だと妥協してしまう場面でも、仲間と一緒なら頑張れるということもあります。
受験において共に頑張れる仲間というのはかけがえのない存在です。勉強に対するモチベーションを保つためにもぜひ仲間と一緒に勉強してみてください。
また、親や周りの人のサポートも大切です。
部活と勉強を両立させるためにはどうしても親のサポートが必要です。気づいていないだけかもしれませんが、そもそも受験向かって勉強を頑張れる環境を整えてくれているのは親であったりします。
辛い時でも支えてくれ、いざという時には応援してくれる、そんな存在を大切にしてください。
もちろん、恋人がいればお互いに励ましあい、支えあうことで部活も勉強も頑張れるということもあります。
心の支えになっているのであれば恋人の存在も大事かもしれません。
しかし、依存しすぎない事が大事です。依存してしまい、勉強に身が入らなくなってしまったらそれこそ逆効果です。お互いにいい距離感を保っていける事が大切なんじゃないかと思います。
「受験生のカップルが別れずにすむ方法4選を経験者の東大生が解説!」
こちらの記事で受験中の恋愛について詳しくまとめています。
東大生筆者がしていた部活と勉強の両立方法
この記事を書いている筆者も高校時代はバレー部に所属していました。
自分は受験勉強を高2の秋から始めたのですが、最初はやはり部活と勉強の両立が難しかったです。夜の6時に部活が終わってそのあとに塾に行くという生活をしていました。
しかし部活終わりの疲れた体ではやはり勉強に集中できませんでした。
そこで筆者は朝6時に起きてから学校が始まるまでの約2時間というまとまった時間で集中して勉強していました。また、スキマ時間を見つけては暗記ものをずっと見るなどして効率の良い学習スタイルに変更しました。
そのおかげで、高3で部活を引退した後もだらける事なく、より一層勉強に集中する事ができ、東大に無事合格する事ができました。
これも自分の中での生活スタイルの改善と周りの人のサポートがあったからこそだと今でも思っています。
まとめ
今回は部活と勉強の両立をテーマに解説しました。
部活と大学受験を両立させないといけない時期は大変ですが、その時期を乗り越えた受験生は強いです。
大変ですが、どちらも手を抜かずに頑張ってください!!
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