物理の勉強法(3)

入試対策演習

3年夏以降の物理については、学校の進度との兼ね合いという問題も出てきます。

物理授業を通して深く理解することが大事な科目だけに、自力での予習をするかどうかは迷うところだと思います。

物理があまり得意でない、あるいは他にピンチな科目がある場合、予習は負担になるのでやらなくていいでしょう。

ただし、おそらく最後の方に習うであろう電磁気や原子はセンターでも二次でも出題が多いので、予習をしておけば早めからの過去問演習も可能になります。

夏以降は『重要問題集』などの演習をメインに進めつつ、秋からはセンターと大学別の過去問を解き始めなければいけません。

特にセンター物理は選択肢だからといって甘く見ていると痛い目にあいます。

度々、難関国公立大の二次試験で出ても不思議でないような複雑な設定の問題が見られます。

逆に言えば、センター対策を万全にできればかなり物理の総合的な力がついたということになりますから、センター後の短い時間でも二次試験対策にスムーズに移れます。

ただし大学によって出題傾向は大きく異なりますし記述の量も様々ですから、秋~冬前のうちからある程度自分の志望大学の過去問を見ておくことは必須です。

また二次試験で物理を受ける場合は、本格的な記述にも早くから慣れておきましょう。

多くの国公立大の理科は試験時間が短い上に記述を求められるので、なるべく時間を使わないように効率よく尚且つ分かりやすく記述することが重要です。

そのために、過去問や模試の模範解答(特に図を上手に活用しているもの)は効率的な記述をする参考になります。


問題を解く際に気をつけたいこと

最後に、将来的に入試で物理を取ることを見据えるならば、1・2年生のテスト勉強の段階から気をつけておいて欲しいことが二つあります。

それが「問題を丁寧に読むこと」と「丁寧に答えること」です。

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例えば問題文の最後の方にある「重力は考えなくてよい」「~は無視せよ」「ただし~は十分に小さいものとする」といった何気ない一文を毎回ちゃんと気にしていますか?

あって当たり前だからと言って読み飛ばしていませんか?

このような一文があるかないかで問題の解き方が全く変わってきますので、「普通はあるものだから」といって飛ばさずに、毎回すべての条件をしっかり把握する癖をつけておきましょう。

さらに、答え方も重要です。国公立大の二次試験レベルの物理の問題では大問一つにつき十行を超えることはざらにあり、しかもその中に5個も6個も単位が出てきたりします。

これらは悪戯ではなくて全て必要な単位なのですが、この単位の多さが受験生の緊張や焦りに拍車をかけ、「数十行にわたる複雑な計算を完璧にこなしたのに単位を間違えた」といったミスを生むのです。

これを防ぐには、1・2年生の問題演習の段階から最後の単位まで気をつけて答える練習をする、これしかありません。ぜひ気にしてみてくださいね。


以上、物理の勉強においてのポイントを見てきました。公式の暗記、計算力、実験や図を正確に読む力と、様々な力を求められる物理においては、確実に力をつけるプロセスが必要です。やり方を間違えなければ成果は徐々に現れます。頑張ってくださいね!

 

(1)「公式は理解しながら」

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(2)「基礎固めとテスト勉強」