物理のエッセンスの勉強法・使い方を東大生が解説!到達レベルや使った評価も!

11皆さんこんにちは、東大BKKです。

物理のエッセンスってどんな特徴の参考書?」「物理のエッセンスの効果的な使い方を知りたい!

あなたも今、こんなことを考えていませんか?

この記事では物理のエッセンスをテーマに解説していきます。

使い方はもちろん、

物理のエッセンスがあう人や到達できるレベルの目安、次にやるべき参考書も紹介しているので、

これを読めば1対1対応の演習については完璧です!

記事は2~3分で読み終わります。この記事が少しでも受験生のお役に立てれば幸いです。

物理のエッセンスとは

物理のエッセンスは河合塾が出版する参考書で、物理の参考書の中では最も有名な参考書の一つです。

大手予備校の河合塾が出版してるとあって、Amazonでは常にベストセラーで、昔から多くの受験生から支持されています。

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物理のエッセンスの特徴を東大生が解説!

物理のエッセンスの特徴を解説していきます。

  • 簡潔な物理の”エッセンス”
  • 二冊構成で使いやすい
  • 適度な問題演習
  • つまずき防止のQ&A
  • 解説が薄すぎるという弱点も
  • 周回しやすい

順番に解説していきます!

簡潔な物理の”エッセンス”

一度手に取ってみるとわかるのですが、物理のエッセンスは薄くて小さい本です

。物理は一般的に複雑で難しいと思われがちですが、その中で本当に重要なエッセンスのみをわかりやすくまとめてあるので、誰でも手に取りやすく読みやすい参考書になっています。そのため、比較的簡単に高校物理の概要を理解することができるのです。

二冊構成で使いやすい

物理には力学、波動、電磁気、熱、原子の五分野があります。

そのうち、力学・波動編で一冊、熱・電磁気・原子編で一冊と二冊に分かれています。そのため、持ち運びが楽だったり、学習の進度の予定が立てやすかったりと便利です。

熱・電磁気・原子編

適度な問題演習

物理のエッセンスには物理法則などの解説の後に、実際にその法則を用いる練習問題があります。

物理のエッセンスは、内容が簡潔にまとめられている分かりやすい参考書であるため、問題を通して本当に理解できているか確かめなければ、分かったつもりになる危険性があります。内容を本当に理解していなければ解けないのですが理解すれば簡単に解けるちょうどよい難易度の問題がついているため、単元ごとに毎回復習ができるのです。

つまずき防止のQ&A

物理には、多くの人が陥りやすい間違えた考え方や分かりにくい部分というものが少なからず存在します。

そして、疑問に思ったことをそのままにして進めると、気付いたら物理が全然わからなくなってしまうということが起こる可能性があります。

しかし、物理のエッセンスにはそのような部分でのつまずき防止用のQ&Aコーナーがあり、そこで疑問を解消できるので、物理を初めて学ぶ人でもつまずきにくくなっています。

解説が薄すぎるという弱点も

物理のエッセンスはその薄さを実現するため、かなり問題の解説が薄くなっています

そのため、分からなかった問題の解説を読んでも分からないままになってしまう危険性があります。よって、物理の考え方が全く分からないまま物理のエッセンスに取り組むとわからない部分が多く出てきてしまうかもしれません。

周回しやすい

他の物理の参考書に比べて分量が少なく、簡潔にまとめられている物理のエッセンスは、物理を短期間で学ぶには適した参考書になっています。そのため、どんどん進めて何周も周回するのに適しているのです。

物理のエッセンスがあうレベルは?

物理のエッセンスは簡潔に物理のすべてがまとめられた参考書ですので、センター試験レベルの人から使うことができ、東大受験者のように高い物理レベルが求められる人が物理の基礎を身につけるために使うこともできる参考書です。

物理を学ぶすべての人に適した参考書といえる参考書になっています。

物理のエッセンスのおすすめの使い方・勉強法

あくまでも基礎を身につける参考書

物理のエッセンスは基礎を身につけるための参考書です。これ一冊では応用レベルまで完璧に身につけることはできないでしょう。そのため、この参考書は早い段階で基礎を身につけるために使用することをお勧めします。

薄いからこそ何周も

物理のエッセンスは参考書としての厚さがかなり薄く、かなりのハイペースで読み進めることができると思います。そのため、二周から三周ほどすることを前提にどんどん進めて、よくわからなかった問題はもう一周する際に理解すればいいという気持ちで読みましょう。簡潔だからこそ、何周もするうちに書いてある言葉の意味が徐々に存在感を増していき、物理に対する理解度が増していくことと思われます。

どうしてもわからなかったら先生や周りの人に聞く

物理のエッセンスは、残念なことに解説が薄く、簡潔にまとめられすぎていて分かりにくい部分が少なからずあります。そのような部分で引っかかってしまったら、あまり長く悩みすぎず、先生などに聞いてしまいましょう。受験生は時間との勝負ですので、一つのことで時間を無駄に消費するのは得策ではないです。

独学におすすめ

  • 簡潔
  • Q&A
  • 周回しやすい

などなどの特徴もあって、物理のエッセンスは独学で物理を勉強するのにおすすめです。

独学でありがちな分からない問題がそのまま分からないということが起きにくくなっているので、まずは物理のエッセンスで独学をスタートするのがおすすめです。

物理のエッセンスで到達するレベルは?

物理のエッセンスを何周かすればセンター試験レベルの問題で分からない問題はほぼなくなるでしょう。

しかし、早慶や東大レベルの問題は物理のエッセンスを勉強するだけでは解けるようにはなりません。

物理のエッセンスを足掛かりに次のステップに進む必要があります。

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物理のエッセンスの次に使うべき参考書は?

物理のエッセンスは河合塾が出版している参考書であるため、他の河合塾の参考書に移るのがベターです。

特に、同じ著者が書いている「良問の風」、そしてその後に「名門の森」を解くのが良いでしょう。これらの参考書にスムーズに接続できるはずです。

東大受験生ならいつやるべき?

結論から述べると、東大受験生の場合、早い人は高校一年生のころから、遅い人でも高校二年生の間に終わらせたほうがいいでしょう。

特に、二冊構成となっているうちの力学・波動編は高校二年生の間に終わらせなければならないと思ってください。

東大受験生の場合、物理のエッセンスは物理における下地にすぎず、初期段階に学ぶべきエッセンスにすぎないということは間違いありません。

しかし、様々な事情で物理を学び始めるのが遅くなってしまう人もいるかと思います。そのような人はなるべく早く物理のエッセンスを取り組むことを強く推奨します。完全に理解できなくてもいいのでハイペースで進め、なるべく早く物理という教科の見通しを立てるといいでしょう。

東大生筆者が物理のエッセンスを使ってみた評価

筆者は高校二年生の夏休みに物理のエッセンス二冊を集中的に使い終わらせました。筆者は、高校二年生まで物理に取り組んだことが全くなく、高校の授業で物理が始まったため、夏までは授業についていく形で物理を学んでいたのですが、東大を目指すにあたり、物理をなるべく早く一周したいと思って、できるだけ薄く、分かりやすそうな参考書を探してて、物理のエッセンスに出会いました。

まず力学・波動編から取り組み、二週間で一周目が終わりました。この時は、完全に理解したと思ったのですが、その後二周目をしていると、分かっていないところが多くあったことに気づけたので、この記事を読んでいる皆さんも二周以上は通してやることを推奨します。また、青い方の熱・電磁気・原子編は、原子分野だけは飛ばして、一週間半で終わらせました。

この参考書は、とにかく簡潔でこの参考書を使って、物理を初めて学んだ筆者としては本当に使いやすかったです。特に単元ごとにある問題は、簡単なものもあるのですが適度に難かしいものもあり、自分の習熟度を確認することができました。

物理初心者はまず物理のエッセンスから始めるのがおすすめです!

物理のエッセンスでセンターも攻略!

今回は物理のエッセンスをテーマに使い方やレベル、勉強法を解説してきました。

物理初心者で学校の学習以外に独学を始めるなら、物理のエッセンスはオススメです!センター物理の勉強のきっかけとしてもよいでしょう。

物理のエッセンスを皮切りに実力をつけていってください!

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