漢文の勉強法(2)

句法と語彙 

漢文の勉強の基本は句法・語彙を押さえることです。

学校で行われる授業では、本文の読解を通じて句法・語彙を押さえていくことになりますが、どうしても意識は本文の内容ばかりにいってしまうため特に句法は曖昧になりやすいです。

定期テストの句法の書き下し問題でよく三角になる人は注意が必要です。古文の文法と同じく句法だけに特化した勉強を組み込みましょう。

覚えるべき句法・句形は60~70と言われており、『漢文ヤマのヤマ(パワーアップ版)』(学研)や『必携新明説漢文』(尚文出版)などの基本的な参考書を3~5周繰り返せばほぼ押さえられます。

続いて語彙ですが押さえるべきものは100ほどだと言われています。学校で使用している単語集の内容を丁寧に抑えれば十分です。

英語や古文同様、単語暗記の上でのポイントは音読をすることです。漢文の場合、同じ漢字でも複数の読み方とそれに応じた意味を持っているのでなおさら重要になります。

また学校で漢和辞典の使用を進める先生もいますが、自習する上では使わなくていいでしょう。辞典を開くならば先ほどの単語集のような参考書を開いてチェックする方が効果的です。。


問題問題

まずは志望校の入試に漢文が課されるかを調べてください。古文は課されるが漢文はないという場合もあります。

練習として白文で読めるのが究極ですが、ほとんどそのような試験はないと思いますので、まずは返り点と送り仮名がついた状態でスラスラ読めるようになりましょう。

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基礎を押さえるのと同じタイミングで取り組む問題集としては『漢文道場(Z会)』を推奨します。

また二次試験で漢文を使う人には『得点奪取漢文(河合出版)』をお勧めします。自己採点がしやすく、解説も充実しています。難易度は少し高いですが、2~3周することで力になります。

3年秋以降は過去問にも取り組んでいきましょう。漢文は短い記述を求められることが多いので、少ない字数で要点を押さえた解答を作れているか、添削してもらうといいでしょう。

いずれも、復習するときのポイントはやはり音読です。書き下し文の音読が絶大な効果を生みます。


ここまで、漢文の勉強法を見てきました。他教科とのバランス上、漢文にかけられる時間は(特に受験生の場合)少なくなるかもしれませんが、過去の教材の音読を徹底してやるなどして漢文の勘を失わないように工夫することが大切です。

(1)「漢文はオイシイ」