皆さんこんにちは、東大BKKです。
「東大の高校別合格者数ランキングを教えて!」
こんな疑問に答えます。
この記事では2019年度の高校別東大合格者ランキングに加えて、
各上位校の簡単な説明と、データから東大生が思うこと、を解説しているので、
これを読めばデータも知れて豆知識も知ることが出来ます!
記事は2〜3分で読み終わります。少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
目次
【2020年度版】東大合格者数高校別ランキング!!
2019年度の東大合格者数が発表されましたね。
早速見てみましょう。
開成高校 187名
2019年も堂々の第一位は開成高校です。
圧倒的な分母の数で今年も大量の東大合格者を輩出しています。2位の筑駒との合格者数の差は歴然です。
筑駒 113名
筑駒も変わらずの3桁合格者数です。理3の人数では、開成よりも多い17人となっています。
麻布 100名
2018年は2桁でしたが、2019年度は3桁合格者数になりました。
聖光学院 93名
近年合格者数が増加しまくっている聖光学院です。
2018年は72名でしたが、2019年には一気に20人も東大合格者数を増やすことに成功しています。
灘 73名
若干2018年度に比べると合格者数が減少していますが、変わらずの数値です。
ですが、東大理3の合格者数なら日本の高校の中でナンバーワンです。
渋幕 72名
「最強の共学校」と言われている渋幕も70名の合格と流石です。
桜蔭 66名
女子校御三家の桜蔭も相変わらずの東大合格者数です。
高校別東大合格者数ランキング一覧:2018年版
それではさっそく、高校別の東大合格者数を見ていきましょう。
(↑画像をクリックするとPDFに飛びます)
今回は上位20校ほどを紹介しました。その中でも上位の高校について簡単に解説していきます。
開成高等学校175名
堂々の第一位が開成高等学校です。数字だけ見てもダントツの175人です。
筆者の友人にも開成出身の東大生は数人いますが、開成の東大合格者数が多いのは1学年の人数が多いから(400人程度)だそうです。友人によると、皆が東大を受験する雰囲気なので、自分も東大を受けるか。というような感じになるようです笑。異次元ですね。
さらに友人が皆東大に行っちゃうので、落ちても浪人する人が多く、浪人生の頑張りもあって、この合格者数となっているようです。
修学旅行の行き先を自分たちで決めるといった面白いことをやっていたり、開成卒業生は体育祭のことで学年関係なく盛り上がれるなど、独特の校風が色々あるようです。
筑波大学附属駒場高等学校109名
第二位は筑波大学附属駒場高等学校です。筑駒ですね。堂々の3桁人です。
開成に並んで、都内中学受験界隈の頂点に立つ学校です。筑駒は1学年が160人ほどなので、合格率でいえば開成を抜いて1位です。
学校が駒場にあり、東大から歩いて10分くらいでいけます。筆者のイメージでは秀才系の人が多いイメージ。やはり開成、筑駒出身の人たちは頭のキレがある人が多いです。
日本最難関の学部と言われている、東京大学理科3類の合格者数は17人と1番ですね。
麻布高等学校98名
麻布も98名。ほとんど100名です。
東大に入ってから知りましたが(筆者は地方出身なので)、麻布生はチャラいというイメージが東大ではあるようです。筆者の麻布の友人はそんなことはなく、人によりけりといった感じがあります。
場所が場所だからそういうイメージがあるのでしょうか?
↑麻布の場所
灘高等学校92名
ここでやっと灘高です。灘の1学年はおよそ220人なので、東大合格者数で言えば、かなり多いです。
その他にも京大への進学者も一定数いるので、開成のように「東大一択」ではなく、学生の進路も分散化されているようです。
勉強カリキュラムに関してはやはり、超一流で高2年までの勉強を中学生で終えます。高1から受験勉強といった形で、とにかく先取り先取りで勉強を進めていきます。なので、高2生にして東大模試の判定でA判定を取ったりする人も毎年いるようです。理3、15人はさすがですね。
その一方で自由な校風で、私服登校、真面目でない生徒もいるようです。
栄光学園高等学校77名
あまり聞き馴染みのない人も多いのではないでしょうか。
栄光学園は神奈川にある中高一貫のカトリックの学校です。
高校の公式HPを参照してみても、2016年は東大合格者数が57名なので2年で20人も増えていることになります。
後に紹介する、聖光を抜いて神奈川の高校のトップに立っています。
桜蔭高等学校74名
女子御三家といえば、
- 桜蔭
- 女子学院
- 雙葉
です。
その中でもダントツの合格実績をだしているのが、この桜蔭です。
御三家の次の女子学院が33名なので、ダブルスコアです。ハイレベルな争いですね。
聖光学院高等学校72名
栄光に続いて神奈川ナンバー2が聖光学院です。
公式HPを見ても、毎年コンスタントに60~70名ほどが東大に合格している名門校です。男子校です。
東大合格者ランキング上位の高校はほぼ関東にある
ランキングをもう一度確認してみましょう。
1~6位で灘以外の学校は全て、東京もしくは神奈川にあります。どんどん見ていきます。
7~12位の高校も全て東京、千葉、神奈川の高校です。
ラサール、西大和、甲陽は関東の高校ではないですが、他は全て東京の高校です。
ご覧の通り、東大合格者数多数の高校はほとんど関東にある高校です。
ここからは事実ではなく、筆者の意見です。
筆者は地方出身なので、受験に関しては思うことが多少あります。
東大に受かるために勉強をしようとしても、情報格差が激しく地方からの東大受験は不利だと思います。
地方から合格することも不可能ではないですが、予備校も塾もない所では合格までの戦略が立てづらい。
実際、関東には東大専用の「鉄緑会」もありますし、東大対策がしやすいです。
そういう環境にいけば、周りも東大受験生なので、自然と自分も勉強します。
地方はそういった恵まれた環境も少ないです。
とはいえ、環境に文句を言っても仕方ないので、地方出身で東大に受かりたいならやるしかないです。ネットで調べたり、ぜひ我々東大BKKのような所を頼ってくれたらと思います。
東大合格者ランキング上位の高校は私服登校が多い件について
実は東大合格者数が多い学校は制服がない学校、つまり私服登校が多いんです。
筑駒、灘、麻布、は私服OKの高校です。
もちろん、私服禁止の学校もありますが、この記事を読んでいる皆さんは【高校は制服】というイメージがあるのではないでしょうか。
筆者は制服をきないといけない高校出身だったので、私服登校には少し違和感を覚えます。
いつの日か私服登校が当たり前になって、制服登校の高校は少なくなっていくのでしょうか。。。どうなるかは分かりませんが、我々世代の当たり前は次の世代にとっては当たり前ではない、ということを考えさせられます。
まとめ
今回は高校別の東大合格者数ランキングについて解説しました。
毎年合格者数は変動しますが、例えば開成が合格者数10人になる、というような大きな変動はないのが事実です。ぜひ参考にしてみてください。
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