皆さんこんにちは、東大BKKです。
「東大と京大の違いって?」「東大と京大、どっちがいいの?」
あなたも今、こんなことを考えていませんか?
この記事では東大と京大の違いを徹底比較します。
筆者なりに東大と京大のどちらがよいのかも理由付きで解説しています。
記事は2~3分で読み終わります。結論は筆者としては東大推しなのですが、気になる方はぜひ記事をお読みください!
目次
東大と京大の違いを徹底比較!
学生人数
東大 | 約14000人 |
京大 | 約13000人 |
学部生の合計人数は以上になります。
東大も京大も毎年受験で3000人以上の学生が入学しています。
これは国立大学ではかなりの大規模で国立の学生数ランキング1位は阪大なのですが、東大が2位、京大が3位に入っています。全国的には国立大学の学生数の平均は4000人くらいなので、東大・京大とも大規模です。
ちなみに早稲田大学は学部生で40000人ほど在籍しています。私立大学は大規模な学校が多いですね。
場所・キャンパス
- 東大・・・駒場キャンパス(1,2年次)、本郷キャンパス(3,4年次)
- 京大・・・主に吉田キャンパス
東大は全ての学生が1、2年次は駒場キャンパスで進振り後に多くの学生は本郷キャンパスに移動します。
↑駒場キャンパス。渋谷から2駅の神立地です。
↑本郷キャンパス。東京ドームが近いですね。
↑吉田キャンパス。近くには鴨川も。
東大生の筆者が書くのもなんですが、キャンパスの場所に関しては東大は強いと思います。
赤門で有名なキャンパスは本郷ですが、駒場キャンパスも渋谷から2駅です。渋谷から歩いて大学に行くことも全然可能です。なんだかんだ東大生も大学生です。すぐ渋谷にいけるのは素晴らしい。
偏差値
- 東大・・・67.5~72.5
- 京大・・・62.5~72.5
まあ言うのもなんですが、ここまでくると偏差値なんてものは関係ないです。
東大も京大も偏差値は高いです。受験する学部・科類にもよりますが、東大の方が合格難易度は高いと個人的には思います。
授業
東大の授業の特徴
筆者が感じるに、めちゃくちゃ東大は他の大学より授業が大変だと思います。とくに大学1年次はその傾向が顕著です。
ゼミ形式の授業で毎週課題が出たり、英語の論文を書く授業で毎週課題が出たり、語学の授業が重かったり・・・。学期末のテストも大変です。皆勉強してしまうので、全体のハードルが上がるのです。それに進振り制度があるので、行きたい学部の進振り点が高い人はテストでいい成績を取らないといけないため余計に勉強します。
まあとにかく、東大は結構授業が大変です。
京大の授業の特徴
京大は単位取得が非常に楽と言われています。
そのため余った時間を自由に使うことができるという。自分で勉強したい人は勉強して、部活したい人は部活して、のんびりしたい人はのんびりして。という感じです。
世界大学ランキング
2019年度版の世界大学ランキングでは
- 東大・・・42位
- 京大・・・65位
となっています。
評価基準が論文の数などで評価されるので、規模が大きな大学が上位にランクインするというような構造をかかえているこの世界大学ランキングですが、とりあえず世界的に見ても日本のナンバーワン大学は東京大学のようです。
世界大学ランキングについては「世界大学ランキング2019|日本の大学は?東大生が日本の教育を考える」でくわしく解説しています。
政府からの運営交付金
結論ですが、東大がダントツです。昔から官僚になる学生が一番多かったりと国との繋がりが大きいのも東大の特徴です。
京大は2位につけています。
学生目線から見た、東大のメリット・デメリット
(*東大・京大もどちらも学生は優秀、授業は面白いという前提でメリット・デメリットを述べてみます)
東大のメリット
- ハイスペックな人が多い
- 立地が神
- インターンできる企業が多い
- なんだかんだちやほやされる(気がする)
3つ目のことについてだけコメントしておくと、ベンチャー界隈に興味のある人は東大にかかわらず東京の大学に進学しておくべきです。
ほとんどのベンチャー企業が東京にオフィスを構えています。大阪には支社しかないのがほとんどです。意識高くできる環境が整っているので、大学生のうちから色々やりたいなら東京に来るべき。(東大とは関係ないですね笑)
東大のデメリット
- 授業が大変
そんなに思いつかなかったのですが、授業が大変です。
考え方を変えればしっかり勉強ができるという環境なのですが、単位を簡単に取得したいという学生にとってはキツイです。1年次はフル単したいなら、割と毎日大学に行くことが必要な気がしますね。
違いを踏まえて、東大・京大のどっちがいいのか。
「東大・京大のどっちがいいのか」
この謎の質問の答えを知りたい人は多いと思います。
結論ですが、筆者は東大生なので東大を推しておきます笑。
なんだかんだ日本一の大学ですし、東京にある大学です(それに立地もいい)。
地方出身の学生で将来東京で働くというつもりはなくても、大学4年間くらいは東京で生活してみるべきではと思います。
東京はテクノロジーも他の県に比べて圧倒的に進んでいます。スマホ決済やUberEATSとかはまだこの記事を執筆している2019年3月現在だと地方はあまり普及していないと思います。そういう面でも未来の日本がどのように変わっていくのだろうか、というのを生活しながらになんとなく感じることができます。
もちろん京都は日本古来の文化を感じることができて、東京にない良さがあります^^。
ただ色々な経験をして考えを深めることができる若い多感な時期ならば、東京に来て刺激を受けた方がいいのでは。と。
(なぜか立地に関することばかりの言及となってしまいすみません・・・。)
東大に向いている人・京大に向いている人特徴7選
ざっと箇条書きにしてみました。
東大に向いている人
- 偏差値対決・受験戦争が楽しい
- とりあえず東京に来たい
- ベンチャー界隈に興味がある
- 研究したい
京大に向いている人
- 京都でのどかに暮らしたい
- 関西が好き
- 大学の授業は楽をしたい
まあまあ多い気がするんですが、受験戦争が楽しい(≒成績が上がっていくのが楽しい)人は東大を狙いましょう。とりあえず東大に入っておけば進振り制度もあるので、大学1,2年の期間でじっくり考えたらOKです。
コラム〜世間の東大生・京大生へのイメージに対して
「東大生は受験のときに知識を詰め込みすぎたので、主体的に考えることができずに、社会に出ると使えない奴が多い」
というような言説を主張している人をちらほら見かけます。
筆者は東大が大好きな東大右翼でもないので、「そんなことはない!東大生は皆優秀だよ!」なんてことを言うつもりは全くありません。
ただ少なくとも筆者が東大生として生活していて思うに、優秀な東大生は無限にいます。
勉強ができるという意味での”優秀”ではありません。
- とりあえず相手の話を聞く(素直)
- 知らないことは聞いてみる(主体性)
- 地頭がいい
というような東大生はいくらでもいます。
そんな「受験のときに知識を詰め込みすぎて、主体的に考えることもできずに、使えない東大生」としか会えてない自分に問題があるのでは(笑)、と個人的に思います。
なぜかネット上で東大生について語っている人は、やたら「東大生使えない論」を吐き捨てていますね笑。
京大生にしても、筆者の京大生の知り合いは皆、普通の学生ですね。
仕方ないとは思うのですが、断片的な事実でしかないことが全体の特徴であるかのように伝わるのが世の中・メディアです。正確に近い情報を手に入れるための情報源を全員が持っているわけではないので、それこそテレビで露出されているような東大生が一般的な東大生だと勘違いしてしまいます。
そもそも大学名を主語にして学生を語ることが不毛だと個人的に思います。会社名を主語にしてそこの社員を語るのと同じことでしょう。
中の人からしたら「外部の人間なのに、何をこの人は言っているんだ??」という気持ちにもなっておかしくないはずです。
まとめ
今回は東大と京大の違いをテーマに解説してきました。筆者は東大生ですし東大BKKという団体なので、東大を推しておきますね笑。
学生数などの具体的に数値化される指標では、東大も京大も大差はないですね。
結局ここで書いた記事も1東大生である筆者の意見でしかないです。百聞は一見にしかずなので、本当にどう2つの大学が違うのか知りたい人は東大生・京大生のお友達を作ってみるか、自分が入学するかしてみましょう笑
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