文系数学の勉強法(2)

思考力を鍛える

解法の定石が頭に入ったら、それを上手に組み合わせて難しい問題を解く思考力を身につけなければなりません。

これは、難しい問題を見たときにそれがどんな定石の組み合わせであるかを見抜ける発想力と言い換えても良いでしょう。

そしてこうした力は、とにかく難しい問題を粘って考えるというプロセスの中で磨かれます。

定石を入れる解法暗記の段階と違って、この段階の演習では容易に解答を見てはいけません。

分からない問題とは、徹底的に格闘して下さい。

あれこれ粘って考え、模索するそのものが思考力を鍛えてくれるのです。

また、この段階で用いる問題集として最も定番なのは『大学への数学(東京出版)』でしょう。

『1対1の対応演習』シリーズを用いてⅠAⅡB全範囲を鍛えていくことが基本となりますが、時間がかかるので長期休みなどにやるのがお勧めです。

普段の勉強において思考力を鍛えるために使う際は、必ず自分がちょっと難しいと感じる難易度のものを選んで解くようにしましょう。

書店にいってみればわかることですが、この『大学への数学』シリーズは、『1対1の対応演習』以外にも様々な難易度のものが出版されています。

パラパラとめくって自分にあうものを選んできましょう。

また、『大学への数学』シリーズと並んで定番とされるのが、『文系数学の良問プラチカ(河合出版)』です。

これは頻出の解法を組み合わせて解く問題が厳選されており、解説の充実度も非常に高いです。

大切なのは、安易に解答を見ず、粘って考えて解くこと。

この点を意識して思考力を鍛える練習を積んでいって下さい。


ミスを無くす

さて、問題を解くための定石が頭に入り、それを組み合わせるだけの思考力が身についたら、あとはそれらを正確に運用して答えにたどり着くだけです。

とはいっても、この過程で滅び去っていく受験生がいかに多いことか…

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せっかく問題の解き方が分かっても、答えにたどり着くまでの計算や書き写しでミスをしてしまっては、試験で丸はもらえません。

二次試験の記述の問題であれば途中式で加点される場合もありますが、特にセンター試験では、計算ミスをすることは最初から何も分からなかったことと一緒だと見なされてしまいます。

具体的にはどのようにして計算ミスを防いでいけばいいのか、ということについては本サイト「計算ミスの無くし方」の記事の方で詳しく解説していますのでそちらを参考にして下さい。

数学の成績がいい人は、きちんとミスの対策を練っています。

自分のミスの傾向を把握したり、定石処理を暗記したりしているのです。

受験生の大半が計算ミスを犯す中、自分がそれを回避すれば、それは相対的には競争力を高まったと言うことができます。

皆さんも対策を練り、くだらない計算ミスを撲滅していきましょう。

 

(3)「物理的な演習量を積む」「センター試験」「二次試験」「まとめ」

(1)「定石を入れる」

 

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