センター試験利用入試の仕組みを東大生が簡単解説!受けるべきメリットも

皆さんこんにちは、東大BKKです。

センター試験利用入試ってどういう形?出願とかはいつ?

センターが変わるけど、センター利用も変わっちゃうの?

あなたも今、こんなことを考えていませんか?

 

この記事ではセンター試験利用入試をテーマに解説していきます。

費用・倍率・出願期間などの特徴から、

センター試験廃止後のセンター利用入試についても解説しているので、

これを読めばセンター試験利用入試については完璧です!!

 

記事は2~3分で読み終わります。少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

センター試験利用入試とは

センター試験利用入試とはセンター試験の成績によって大学を受験できる制度で、私立大学において実施されている入試形態です。

センター試験利用入試を活用すれば、私立大学受験のときに特別な対策をしなくて済むので、国公立受験生からの人気があります。

費用

センター試験利用入試の出願にかかる費用は平均して、15000~20000円です。2019年度のセンター利用で見てみると、早稲田大学は全学部20000円、中央大学はセンター単独方式なら15000円です。

実際の私立大学の入試だと平均して35000円ほどかかります。さらに一般入試だと受験会場に行く交通費・ホテル代なども関わってくるので、センター利用入試の方がかなり割安です。そもそも入試自体は大学入試センターが行ってくれていて、そのデータに基づいて合格者を分けるだけなので、お金があまりかからないのも当然です笑。

倍率

センター試験利用入試ですが、何と言っても倍率が高いです。

その理由は2つあります。

「むー」監修の下克上勉強法
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  1. 定員が少ない
  2. 国立受験生がこぞって出願する

定員が少ないため、合格者も自然と少なくなり、その結果ハードルも上がります。

  • 政治学科 25名
  • 経済学科 35名
  • 国際政治経済学科15名

早稲田大学政治経済学部の2018年度センター試験利用入試の定員↑

この75名の定員に対して2018年度は2381名が受験しています。めちゃ多いですね笑。合格者は500人で倍率は約5倍です。

2381名の中には早稲田を滑り止めとして受験する東大受験生がたくさんいます。筆者もそうでした。

センター利用入試は特別な対策をしなくてよいので、

「国立大学1本狙いだけど、私立の滑り止めも欲しい!」

という人にとっては利用しない手はないのです。こうして倍率が高くなっていきます。早稲田に限らず多くの私立のセンター利用入試で倍率5倍はあります。10倍程度ある学部も。

出願時期

センター試験利用入試で注意すべきがこの出願期間です。

なんと出願可能期間が

  1. センター試験前まで
  2. センター試験後数日まで

というように2パターンあるのです。この意味がお分かりでしょうか。

つまり、

  1. センター試験の結果が分からないけど出願しないといけない大学
  2. センター試験の結果が分かってから出願できる大学

があるのです。

パターン別に簡単にいくつか大学を紹介しておくと、

1パターン・・・明治大学、立教大学

2パターン・・・早稲田大学、中央大学の一部学部

という感じです。受験生にとっては2パターンの方がありがたいのですが、1パターンの大学もあるので要注意です。自分の興味のある大学のセンター試験利用入試については必ず皆さん自信で出願期間を調べておきましょう。

センター利用すべき理由3つ

センター試験利用入試を活用すべき理由は以下の3つです。

  1. 私大対策をせずに滑り止め確保
  2. 地方受験生は移動する必要がない
  3. センター試験の点数を確認できる

私大対策をせずに滑り止め確保

国立大学受験生にとってセンター終わりの1月中旬から2月25,26日までは鬼のように志望校対策をする時期です。

1日1日を大切に勉強する必要があるのですが、この時期に第一志望の大学と関係ない大学の試験対策をするのは時間がもったいないです。これは断言できます。

そんなときにセンター試験利用入試で滑り止めを確保しておくことができれば、安心して国立の勉強をすることができます。そしてぶっちゃけておくと、滑り止めの大学はあるほうが二次試験も安心して受験できます。人生大きな勝負事でそんな保険をかけてはいけないという意見の人もいるかもしれませんが、「落ちたら即浪人」というプレッシャーは皆さんの想像以上です笑。

地方受験生は移動する必要がない

地方出身の人にとって、私立大学受験は移動が必要です。慣れない東京だと、体調を崩してしまう人も。

しかしセンター試験利用入試の場合は、出願して待っておけば勝手に合格しているので、身体的な負担がありません。

センター試験の点数を確認できる

センター試験には闇があります。

それは二次試験が終わるまで、センター試験の点数が開示されないことです。

センター試験利用入試で出願した大学に合格しておけば、自分がマークミスしていないことがおそらく把握できます。なので、滑り止めがいらないという人もセンター試験の得点を確認するという意味でセンター試験利用入試は活用すべきなのです。

センター利用のデメリット2つ

  1. 受験会場の雰囲気を本番まで味わえない
  2. 受かりにくい

受験会場の雰囲気を本番まで味わえない

受験会場の雰囲気というのは、やはりセンター試験と二次試験では異なります。二次試験は私服受験の人も多いですしね笑。

二次試験で雰囲気に飲まれないためにも、受験慣れとして私立大学を1つ受験しておきたいところはあります。センター試験利用入試だけに依存してしまうと、実際の会場に行ってめちゃくちゃ緊張してしまう可能性もあります。

私立大学の一般入試は会場に行く必要があるのと、対策が面倒というデメリットがあるのですが、「受験慣れ」という意味ではデメリットだけではないのです。これはトレードオフな性質なので、皆さん自身で選びましょう。

ちなみにセンター利用に加え、一般私大も受験した筆者としては私大受験はしておいた方がいいかなと思います。思ったよりあっけなく終わってしまうので、二次試験本番でも緊張していたらいつの間にか受験は終わってしまいます。時間が足りないときにどのように得点を最大化するかということもやはり本番でしか経験できないプレッシャーがあるので、筆者としては有意義でした。

受かりにくい

何よりもセンター試験利用入試は受かりにくいです。

同じ学部の一般入試と比べると、確実にセンター試験利用入試で合格する方が難易度が高いです。

例えばセンター試験利用入試で有名な早稲田大学だと、政治経済学部の場合、英数国各200点、理社各100点の800点のうち720点程度はないと受かりません。

720点でも受からない時もあります。つまりセンター試験が9割あっても落ちる時があるのです。これは簡単には受からないですよ、本当に。筆者も現役時代落ちました。

感覚としては、ある大学のセンター利用に合格するならワンランク上の大学も狙えるという感じです。つまり早稲田センター利用に受かるなら東大も狙えるし、中央のセンター利用に受かるなら早慶も狙えるという意味です。

なので、私立専願の人はセンター試験利用入試は頼ってはいけません。

何校センター利用で出願する?

何校でもいいと思いますが、2~3校が無難かと思います。

  • 受かれば嬉しい大学
  • 50%くらいで受かるだろう大学
  • 多分受かる大学

という感じです。あまり多く受けても、センター試験の得点自体は変わらないので落ちるものは落ちますし、受かるものは受かります。

2~3校が無難でしょう。

センター試験廃止でもセンター利用はなくならない!!!!

2020年度で大学入試は変わります。既存のマークシート式を一部変更して、記述式にするのです。おそらく受験生ならこの話題を1度は聞いたことがあるでしょう。

しかし、東大BKKとしてこの内容をネットの情報含め色々調べた結果ですが、結論そんなに変わりません。

  • 英語・・・民間試験の活用もOK、しかし既存の試験も残る
  • 数学、国語・・・一部記述式問題を導入する

変更点は大きく↑です。

「記述式!!!!」「採点どうすんねん!」

みたいなことが話題になりがちですが、とりあえずは理社の科目での変更はなく英数国にしても大きな変化とは言えないでしょう。センター試験廃止については「2020年センター試験廃止問題|新テストの変更点を東大生が解説!」をどうぞ。

2020年センター試験廃止問題|新テストの変更点を東大生が解説!

すみません。話がセンター試験利用入試と逸れました。

おそらく皆さんが気になるのはこれでしょう。↓↓↓

センター試験利用入試はなくなるの???

 

結論ですが、おそらくなくなりません。

その理由をロジカルかつ簡潔に解説しちゃいます。

それは大学側の事情が大きいです。

ご存知かどうかわかりませんが、現在私立大学は定員の厳格化が進められています。これに伴い授業料収入が私立大学では減ってきています。さらにAO・推薦入試の合格者の割合を増やしていること。これによって受験料収入が減ってきているのです。

つまり早慶などの有名大学はともかく、私立大学は財政的にあまりよろしい状況ではない大学が増えてきているのが現状です。

このような状況で、現在多くの受験者が利用しているセンター試験利用入試を減らすことはさらなる受験料収入の減少をもたらします。大学側としてはセンター試験利用入試に割く定員の数の数十倍もの学生が受験してくれるわけですから、センター試験利用入試は貴重な収入源なのです。

大学側としては受験料収入、学生側としては滑り止め確保・マークミス確認、という現状ではWINWINな関係なので、これを廃止するというのはあまり現実的ではありません。実際に多くの大学がこれまでと同様にセンター試験利用入試は実施すると声明を出しています。

なので、もう一度再喝しておきます。センター試験利用入試はなくなりません

センター利用の受かりやすい学部は?

色んな私立大学がセンター利用入試を実施しています。

東大BKKが独自にセンター利用で受かりやすい学部をまとめてみました。

センター利用のおすすめ学部を東大生が割合別に解説!入りやすいのはここ!

ぜひ参考に。

東大生のセンター利用事情は?

東大生はなかなか肝の座った人が多いです。

「センター850点でもセンター利用は使わずに、文一1本で受験した。」

という人が割と結構います。

ただもちろん、センター利用を活用して私大を確保する受験生もいます。

文系・理系に関わらず人気があるのが、早稲田政治経済学部です。早稲田の政治経済学部は私立大学でも日本一のイメージがあります。他にも文一生なら中央の法学部のセンター利用を活用する人も。

くわしくは「東大受験生の併願校はどこ?現役東大生が解説!滑りどめは早稲田のセンター利用?」へどうぞ。

東大受験生の併願校・滑り止めはどこ?現役東大生がおすすめ3校を徹底解説!

センター試験利用入試 まとめ

今回はセンター試験利用入試をテーマに解説してきました。

センターの得点確認にもなるので、使わないのはハッキリ言ってもったいないです。自分の性格に合わせて有効活用してください!!

 

 

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