センター漢文で9割・満点を取る勉強法を東大生が解説!おすすめ参考書も!

皆さんこんにちは東大BKKです!

皆さんはセンター漢文にどのようなイメージを持っているでしょうか。

直前1ヶ月の対策で、一気に本番で50点満点とった!」などという話を聞くことも多いのではないでしょうか。実際、現代文(評論・小説)や古文と比べても漢文は満点を取りやすいと言えます。

 

しかし皆が皆、1ヶ月で満点を取れるわけではありません。実際筆者は、一定程度の対策を続けていたにも関わらず、センター前の演習では30点台を連発してしまい、頭を悩まされていました。

しかし、センター本番ではどうにか満点を取ることができました。それはひとえにそこまで継続していた勉強の成果だと考えています。

 

そこで今回は、センター本番で漢文満点をとった現役東大生がセンター漢文の勉強法やコツ、おすすめ参考書まで徹底解説します!

センター漢文はしっかりと勉強すれば必ず満点を取れる科目なので、ぜひこの記事を参考に良い点を取れるようになってください。

センター漢文の概要

まず最初にセンター漢文の基本知識について簡単に説明しておきます。

センター漢文の大きな特徴として、しっかり対策をすれば高確率で満点を取れる科目であることが挙げられます。

漢文という教科の特性でもありますが、単純に覚える事項は古文に比べて格段に少ないです。そのため基本的な知識を完全にインプットできればこちらのものです。

その後は様々な文章を読んでいく中で、漢文独特の展開や流れを習得していきます。すると、どんどん問題が解けるようになって楽しくなってきます。

センター漢文の配点は?

センター漢文はセンター国語200点の内50点を占めています。

200点のうちの50点と考えるよりは、古文の配点と同じ50点だと考えてください。古文で50点取るのと漢文で50点取るのどちらが簡単だと思いますか?

間違いなく漢文の方ですよね。繰り返しになりますが、漢文は、しっかり勉強すれば確実に満点を取れる科目です。

「むー」監修の下克上勉強計画
(↑紹介ページに飛びます)

ただし、落とし穴もあります。後半の内容読解問題は1問8点配点などがざらにあります。つまり、この辺りを1問だも落とすと満点どころか9割(45点)を取ることすらできないのです。

筆者は試験本番に、「漢文はできたわ!」という気の緩みによって、1問どころか2問も落としている友達を多く見ました。

そこで、最後まで気を緩ませることなく集中して問題を解くことが要求されるのです。(全科目共通ですが…)

センター漢文の近年の傾向・形式

センター漢文は毎年ほぼ同じ種類の問題が出題されています。

問1では語句の意味や読み方といった知識系の問題です。

そして問2では解釈問題が、問3では書き下し文に関する問題などが出題されます。それ以降は主語の特定など文章の内容に関わる読解問題が続きます。

先ほども書いた通り、後ろになるにつれて配点がどんどん高くなっていくのも特徴です。やはり単純な知識問題よりも読解問題の方が配点が高くなりますね。

センター漢文の平均点

センター漢文の平均点は漢文単独では出されていません。ちなみに、2019年のセンター国語全体の平均点は121点でした。

ただし、センターはどの科目も平均点が6割になるように作られていると言われているので、漢文の平均点もだいたい25~35点くらいになっているでしょう。

参考までに、ここ10年のセンター国語の平均点を載せておきます。

  • 2010年・・・107点
  • 2011年・・・111点
  • 2012年・・・117点
  • 2013年・・・101点
  • 2014年・・・98点
  • 2015年・・・119点
  • 2016年・・・129点
  • 2017年・・・106点
  • 2018年・・・104点
  • 2019年・・・121点

2014年は90点台と爆下がりしているのが目につくと思います。その後も正直安定しているとは言い難い点数で推移していますが、点数が予測しにくい国語の特性上しょうがないです。。

センター漢文で8割以上、9割〜満点を取るための勉強法

先ほどから「満点」を連呼していましたが、実際にまず第一目標になるのは8割(40点)だと思います。そこで、漢文で最低8割以上を取るための勉強法を紹介します。

どれも基本的なものばかりですが、しっかりと確認してください。

  • センター漢文に必要な重要語句を覚える
  • 漢文のポイント、句形を完璧にする
  • 漢文独特の話の流れを身につける

順番に説明していきます。

センター漢文に必要な重要語句を覚える

英単語を覚えていなければ英語の文章が読めないのと同じように、漢文も語句を覚えていなければ内容は理解することができません。

そのため、まず最初に取り組んでほしいのは重要な語句を覚えることです。

しかし、漢文でいう語句とは何のことでしょうか?それは、「漢字の意味」のことを指します。つまり一つの漢字でも複数の意味を持っており、普段使わない意味の方を覚えて欲しいのです。

例えば「与」という漢字に考えてみます。多くの人は「与える」をすぐに思いつくでしょうが、実際には与える以外に

  • 与る(あずかる):参加する
  • 与する(くみする):賛成する
  • 与にす(ともにす):一緒に行動する

といった意味も持っています。本文を読んでいて「与」の意味をずっと「与える」で考えていたら、全く筋道が見えなくなったなどという経験をすることもあると思います。

センター本番でその文章中に頻出漢字の意味を取り違えていたら、全く違う解釈をしてしうということも往々に起こります。そしてセンターではその間違った解釈に対応した選択肢も用意されており、疑問に思うことなく間違った選択肢を選んでしまうのです。

だからこそ、語句(漢字)の意味を正確に掴むということは重要なのです。

また、大学受験に必要な英単語数は最低でも5000、古文単語は400ほどと言われますが漢文はもっともっと少ないです。先ほど挙げたような意味を覚えるべき漢字は、およそ50ほどです。

さらっと覚えてしまいましょう。

語句の意味の覚え方

覚え方といっても、特別なものはありません。古文単語を覚える時のように自分の好きなやり方で覚えてください。

正直漢文はこのような多義的な語句が少ないので、ストレートに暗記しようとしても十二分に対応することができると思います。

また英単語などを覚える時のようにイラストやイメージを活用しながら覚えるのも一つの方法ではあります。ただし、本当にそこまでの労力をかける価値があるかはよく検討してください。

筆者は強引に意味を暗記していくスタイルでした。そして矛盾するようではありますが、単語帳などは使わずに模試やテストで出てくるたびに、漢文ノートに書き込み、自分専用の語句ノートを作っていました。

 

漢文のポイント、句形を完璧にする

そして語句と同じくらい重要になってくるのが、句形です。いやむしろ語句より句形の方が重要といっても過言ではありません。

句形は漢文を読む上での基本であり、試験の頻出分野です。頻出というよりむしろ、試験では句型のところは必ず出題されます。

直接句形について問うものから、句形の理解を前提とした上での読解問題まで多くあります。

実際センター試験でも様々な仕方で出題されています。重要なのは「様々な仕方で」という部分ではなく「出題されている」というところです。

句形は必ず試験に出るのです。そして句形の数は非常に少なく、70前後です。

先ほど紹介した語句についてと同じく、暗記すべき句形は多いとは言えません。だからこそ、なるべく早い段階からしっかりと覚えるようにしてください。

句形を覚えるとすぐに漢文独特の面白さが入ってくるようになると思います。

漢文独特の話の流れを身につける

漢文独特の話の流れとは何でしょうか?それはズバリ、漢文独特の文章構造のことです。

例えば、少しポンコツな君主と優秀な家臣の組み合わせはしばしば問題で描写されます。このような問題ではある程度パターン化されており、

  1. 君主が愚かな行動を行おうとする
  2. 家臣が上手い例えを用いながら間接的に君主を諌める
  3. 君主は自らの過ちを認め、行動をやめる

という流れを見ることがしばしばあると思います。

このような問題では、家臣が例えを使う際に過去の優秀な君主のことを持ち出したりして、急に時代が遡ったりします。この時、漢文の流れ(パターン)を理解しておくと、頭を混乱させることなく、話を理解していけると思います。

そしてこのような話の流れを身につけるためには、問題演習を積むことが一番です。

すると自然に「ああ、このパターンか」ということがわかるはずです。

参考までにもう一つのパターンを紹介しておくと

  1. 昔の具体的な話
  2. その話から得られる教訓

というものもあります。

センター漢文で9割・満点を取るためのコツ

ここでは実際に筆者がセンター漢文を解くときに意識していたことや、解き方などをご紹介していきます。

センター漢文の成績がいまいち上がらない人はぜひ参考にしてみてください。

  1. リード文と注釈、題名をしっかりと確認する
  2. 問題文と選択肢を先に読む
  3. 主語に印をつける
  4. 読解問題は傍線部の前後に注意

順番に説明していきます。

リード文と注釈、題名をしっかりと確認する

漢文のみならず、古文でも同じですが、解き始めるときにいきなり本文を読み始める人がいます。

しかし、これはダメです。まず最初にリード文と注釈、題名をしっかりと確認することで少しでも話の流れをつかもうとしてください。

特にリード文は本文に繋がるとても重要な部分です。筆者はだいたい2回通りリード文を読んでから本文に入っていました。

また読んだことのある作品であれば題名から内容が推測できるので、題名を確認するのも忘れずにするようにしましょう。

問題文と選択肢を先に読む

リード文を読んだ後に、本文に入ると書きましたがもう1ステップすることがあります。

それは、問題文と選択肢にざっと目を通すということです。本当にざっとでいいので、目を通すだけ通しておいてください。

そうすることで、問われていることだけでなく本文の内容も少し推測できるのです。そしてこちらも、リード文と同様に、本文にスムーズに入れるような手助けになるのです。

ここまでで時間を使いすぎてはいけませんが、この作業を必ずやるようにしましょう。

主語を見つけたら印をつける

こちらも古文と同様ですが、主語には印をつけるようにしましょう。ただし、漢文は古文よりも主語を見つけるのが難しいです。

なぜかというと、漢文の場合にはいつも名詞や動詞として使ってい漢字が人名の一部として主語になったり、古い人名で長いものがあったりするからです。

また一度出てきた主語は2回目以降、漢字1字で置き換えられるといったこともざらに起こります。

このようにとにかく主語を判別することが難しいので、とにかく主語には気をつけつつ、マークすることを忘れないでください。

読解問題は傍線部の前後に注意

これも文章の読解を行う上で基本中の基本です。特に傍線部付近には主語の当たる人名が書かれていることも多く、とても大切なヒントになります。

またセンター漢文の一番最後の問題は文章全体を通じて筆者の主張を問うというものが非常に多いです。

この時には傍線部を中心にして話の流れを思い出しながら、考えてみてください。

センター漢文対策におすすめの参考書

漢文もおなじみのゴロゴで!「漢文ゴロゴ」

「ゴロゴ」といえば古文単語の方を思い出す人も多いでしょうが、今回はその漢文バージョンもです。

こちらは基本的な句法から、対策が薄くなりがちな漢詩まで全てこの1冊で抑えることができます。

またイラストも多く併用されており、ゴルゴの古文単語帳を使っている人にとっては馴染みのあるものになっています。

さらに巻末にはセンター試験対策として、語句に注目した特集も行われているのでセンター直前の復習にも最適です。

句形を覚えるならこの1冊で「漢文句形ドリルと演習 ステップアップノート」

そして句形を完全にマスターするために使いたいのが、こちらのステップアップノートです。

筆者も高校時代に使っていましたが、このノートの良いところは自分で手を動かして、問題を埋め行くところです。

いくら参考書で読み込んでも、覚えていないということはしばしばあると思います。そこで自分の手を動かし、再確認しながら解き進めて行ってください。

句形の完全暗記を目指して!「漢文早覚え速答法 パワーアップ版

そして、実際の試験を考えて取り組みたいのがこの1冊です。

ちょさが独自に生み出した「いがよみ公式」や「受験の裏ワザ」など、問題を解くことにフォーカスした参考書となっています。

また別冊では記述対策にも少し触れているので、個別試験で漢文が必要な人はそちらにも目を通してみてください。

最後の問題演習はこの1冊で!「センター過去問・赤本

そして、語句・句法ともに十分にインプットしたのちは、問題演習を行いましょう。時間的に余裕があれば様々なマーク式の問題集に取り組めば良いですが、必ずしも余裕があるわけではないと思います。

そんな時には、すぐに赤本に取り組みましょう。センター過去問は普通の問題演習と比べて格段に難しいということはありません。

そして、問題演習を行なった後には必ず「音読」を行うようにしましょう。音読は勉強の総復習的な意味があり、その回の問題の総まとめになります。

センター漢文で高得点を狙おう

いかがだったでしょうか。

今回はセンター漢文の勉強法、解き方のコツ、おすすめ参考書について解説してきました。

最後にもう一度言います。しっかり勉強すれば、「漢文は必ず満点を取ることができます」。センター前1ヶ月で仕上げようなどと思わず(笑)、しっかりと時間をかけて対策してくださいね。

そして本番では最後まで気を抜く事なく、集中して頑張ってください。みなさんが漢文でも結果を残し、志望校に合格することを願っています。

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